2020年東京オリンピック・パラリンピック開催によって多くの経済効果といったメリットが話題を集めています。
しかし、本当に良いことばかりなのでしょうか。
自国で行われる大きな大会なのですから、デメリットの可能性についても知っておきたいですね。
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1.大会終了後の施設売却に不安が残る
2020年東京オリンピック・パラリンピックについて考える前に思い出して頂きたいのは当時の長野オリンピックです。
当時、大会を開催するために大きな施設がいくつも建設されました。では、今その施設は一体どうなっているのでしょうか。
例えば、通常のスタジアムや体育館であれば貸し出す機会も増えますので有効的に利用する事が出来ます。
しかし、ジャンプ台やボブスレー・リュージュのコースでは利用する方というのは非常に限られてしまいます。
長野オリンピックが終わった後というのはこれらの施設にたくさんの観光客が訪れました。
オリンピックを見に来る事が出来なかった方々が長野観光のついでに立ち寄る、という事が多かったそうです。
しかし、これらの施設というのはあくまで大会の記憶といったものであり、見に来る度に姿を変えるものではありません。
例えば、元々ウインタースポーツが好きで長野オリンピックの感動を今も覚えているという方であれば何度でも訪れたい場所でしょう。
しかし、それは残念ながら一般的な考えではないのです。そのため、どうしても赤字を抱えてしまっています。
東京オリンピックの場合は、建設後施設が売却される事になっています。
しかし、購入されなかった場合は少々頭を抱える展開になってしまいますね。
東京という立地もあり長野の二の舞になる可能性はほぼ無いでしょうが、そういった可能性も一部秘めているという事です。
2.東京オリンピック開催による治安の悪化が懸念される
2020年東京オリンピック・パラリンピックでは治安の悪化も懸念されています。
外国人窃盗団が訪れる危険性もありますし、
何よりその危険性が問題視されているのはデモの存在です。
近年、非常にデモが増えましたし、その過激さも増しています。
テレビでは報道されないものの、大規模なデモが開催されたり敵対する団体とのトラブルも確認されているのです。
そういった状況が東京オリンピックに対して何か悪影響を及ぼす事にならないか心配されています。
多くの団体はオリンピックの開催を心から喜んでいますが、そういった団体ばかりではありません。
日本は治安の良い国ですし、警察の能力も非常に高いです。
そのため、他の国よりも危険性が少ないとは言われていますが全く不安が無いわけではないのです。
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