三木谷浩史の気になる年収にまつわる5つの話

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楽天のような大企業の社長をしている三木谷浩史氏の年収というのは、いつも噂の的になります。

「楽天の社長なのだから、凄い額を貰っているのだろう」と予想する人も居ると思います。
では、三木谷浩史氏の年収について、考えていこうと思います。

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1.三木谷浩史の年収は1億5千万円程度である

まず、三木谷浩史氏の役員報酬のみの年収というのは、1億5千万円程度と言われています。
一般サラリーマンから見れば、「1億5千万円も、貰っているのか」という金額です。
ですが、企業の経営者としては、年収の額は少ない方だと思われているのです。
日本で一番年収を貰っている人物といえば、日産のカルロス・ゴーンCEOで、9億を超える金額を貰っているようです。
ソニーの社長なども8億円を超えるなど、社長という肩書きがある人物の多くは、3億円以上の金額を貰っている場合が多いのです。
ですが、楽天の三木谷氏の役員報酬だけの年収は、1億5千万円程度です。
これは、世界的に見ても、日本国内であっても少ない金額と言うことが出来ます。
一般的なサラリーマンの年収は、現在、400万円程度と言われています。
ですから、それから比べればとても大きな金額を貰っているのでは、と思いますね。
三木谷浩史氏の年収というのは、一般的にはたくさん貰っていると感じられますが、社長という立場から見ると低い金額ということができるのです。

2.三木谷氏は年収よりも資産総額が注目される

三木谷浩史氏の年収は一般的な社長職の人物よりも低いとされています。
ですが、資産総額を見てみると、世界の長者番付にも名前が載るくらいの資産があることが分かります。
ですから、役員報酬以外のお金を含めた年収というのは、日本の中でも上位に入るのです。
なので、三木谷氏の役員報酬のような年収よりも、資産総額のほうが注目されやすいのです。
三木谷氏の資産総額は、アメリカのフォーブス誌が発表する「日本の富豪50人」に選ばれるほどです。
「日本の富豪50人」では、三木谷氏は4位にランクインしていて、資産総額は64億ドルと言われています。
ちなみに、ファーストリテイリングの柳井氏が1位、サントリーの佐治氏が2位、ソフトバンクの孫氏が3位という順番で、その次に位置しているのが三木谷氏なのです。
日本円になおすと、三木谷氏の資産総額64億ドルというのは、6435億円あまりになります。
三木谷氏の年収や資産総額というのは、金額が大きすぎてピンと来ないことがほとんどですが、いつでも注目をされる的になるのです。

3.年収を見ると、三木谷浩史は薄給だといわれることもある

世界的に見ると、三木谷浩史氏の年収というのは「薄給」と言われることが多いのです。
三木谷氏のような社長や会長が貰う役員報酬というのは、企業の業績に見合った金額であるかをチェックするために、開示制度が設けられています。
そのため、有名企業の社長の役員報酬というのは、常に公開されているのです。
ですが、日本国内で発表される役員報酬が多い社長や会長は、フォーブス誌の「日本の富豪」のようなランキングにはランクインしないのです。
ランクインしているのは、孫氏や三木谷氏のような、役員報酬は少ないけれど、年収が多い人物なのです。
ですから、世界的に見ると三木谷氏の役員報酬のみの年収というのは「薄給」と言われるのです。
世界で大企業といわれている企業の社長や会長は、役員報酬も大きな金額を貰っています。
なので、世界の富豪などに選ばれる人物は、役員報酬も貰っている人が多いのです。
ですが、日本の社長や会長は役員報酬の金額が低い人が多く、三木谷浩史氏も役員報酬のみの年収を見れば薄給といわれてしまうのです。

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4.収入よりも、株での配当金の方が多いといわれている

役員報酬は薄給だったとしても、三木谷浩史氏の年収というのは、日本の富豪にも選ばれるくらいに多いものになっています。
では、どのようなからくりがあって、役員報酬が少なくても年収を多くできるのでしょうか。
その答えと言うのは、株です。
三木谷氏で言えば、自社株の大株主になっているので、その分の配当金が手元に入ってくるのです。
楽天の株というのは、急な下落をすることもなく、高額な配当金が期待できます。
ちなみに、三木谷氏は楽天の株式の約4割を保有していると言われています。
4割というと、5億株程度になるので、配当金も結構な金額になることは簡単に想像が出来ます。
三木谷氏は、7億円程度の配当金を貰っているという情報もあるので、役員報酬合わせると年収は9億円程度になるものと思われます。
年間にそれだけのお金を使うこともないので、資産総額はどんどん増えていくのですね。
三木谷浩史氏の年収というのは、株主配当金の金額が8割程度を占めているのです。

5.三木谷浩史は「日本の社長の給料は低い」と発言して話題になった

三木谷浩史氏は、過去に「日本の社長の年収は低すぎる」と言う発言をしています。
一般のサラリーマンからすれば、三木谷氏の貰っている役員報酬の額や年収の総額というのは、とてつもない金額です。
ですから当然のようにこの発言は非難されてしまいました。
三木谷氏は、産業競争力会議の中で発言しました。
「経営者サイドにもインセンティブを出して欲しい」という発言をしたのです。
ですが、一般のサラリーマンの年収があがらず、インセンティブも出てない状況で、経営者サイドのインセンティブを上げるわけには行かないという判断がされました。
三木谷氏は、社長として決定をしていくことなどに対しても、その分を支払って欲しいという要望だったのです。
ですが、一般的に見れば、貰いすぎているくらいの金額を持っている三木谷氏のような人物からそのような発言が出てくることは、とても残念なことだったのでしょう。
世間的な批判を受けてしまい、結局はこの議論が続くことはありませんでした。
三木谷浩史氏の年収は多いので、「もっと増やしてくれ」という要求は受け入れられることはないでしょう。

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三木谷浩史の気になる年収にまつわる5つの話

1.三木谷浩史の年収は1億5千万円程度である
2.三木谷氏は年収よりも資産額が注目される
3.年収を見ると、三木谷浩史は薄給だといわれることもある
4.収入よりも、株での配当金の方が多いといわれている
5.三木谷浩史は「日本の社長の給料は低い」と発言して話題になった

三木谷浩史

三木谷浩史氏の年収にまつわる話は、これだけではありません。
ですが、特に注目されるべきは「日本の社長の給料は低すぎる」という話なのかもしれません。
三木谷浩史氏のように、多くの年収を貰っている人物であれば、従業員の給料を上げるための工夫をするべきだったのではないかと思います。