借金のリスクとブラックリストについての5つの基本項目

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クレジットカードを作ったり、借金をしようと思うときに必ず聞く言葉が、ブラックリストです。

このブラックリスト、実際にこのようなリストがあるわけではありませんが、借金をする人にとっては重要なものです。

そんなブラックリストの基本について、紹介しましょう。

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1.ブラックリストは信用情報である

そもそも、ブラックリストと呼ばれているものは、存在するのでしょうか?

実際にリストが存在するわけではありません。

では何がブラックリストと呼ばれてしまうのかというと、信用情報機関に問い合わせをして、「借金ができませんよ」という判断が下ってしまう人のことを、俗に「ブラックリストに載った」と言うのです。

借金というのは、クレジットカードでも、自動車ローンでも、カードローンでも、同じように信用されてお金を借りることです。

ですから、その人がきちんと信用できる人物かどうかを、判断する必要があります。

信用できない人にお金を貸してしまえば、そのお金が返ってこないことが多くなって、消費者金融などは潰れてしまいます。

そういったことを防ぐためにも、信用情報という情報で、その人が信用できるかどうかをチェックする必要があるのです。

これが、ブラックリストの正体です。

2.自分がブラックリスト入りをしているか判断する

今、借金をしている人や、過去に借金をしていた人で、自分がブラックリスト入りをしているかどうかを判断するためには、いくつかのチェックポイントがあります。

例えば「過去、現在の借金で滞納分がある人」や「自己破産、再生手続きなどの債務整理をした人」「現在無職の人」はブラックリスト入りでしょう。

無職の人は、そもそも、お金を借りることが出来ないので、ブラックリスト以前の問題です。

ですが、先に挙げた2つに関しては、信用情報機関にきちんと情報が載ってしまうので、消費者金融などからもお金を借りたりすることや、自動車ローンを組むことが出来なくなってしまいます。

個人再生や自己破産の記録というのは、8年~10年残ってしまうと言われています。

つまり、この期間はどこからもお金を借りたり、分割の手続きをしたりすることが出来なくなるのです。

お金を借りたりするのは便利ですが、ブラックリスト入りには注意してください。

3.信用情報に傷があると困ることを知る

例えば、過去の借金などが原因で、信用情報に傷がついてしまったらどうなるでしょうか?

信用情報は、たくさんの機関に共有されます。

なので、クレジットカードを作ろうと思ったら作れなかったとか、カードローンや自動車ローンの審査が通らなかったということになってしまいます。

クレジットカードは、ETCカードが付帯していることもあります。

便利なETCカードも、クレジットカードが作れなければ利用することが出来なくなってしまうのです。

また、携帯電話の契約にも、信用情報は使われます。

過去に信用情報に傷がついている人は、携帯電話の分割払いが出来なくなってしまうので、一括払いで買うしかないのです。

携帯電話は高いので、なかなか一括で買うのも難しいでしょう。

このように、生活のいたるところで不便が生じてしまうので、借金をしても信用情報に傷をつけないようにすることが大切です。

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