消費者金融から借金をするときには、どんな会社でも審査基準に基づいて判断されます。
その結果融資が否決される場合もあるので、審査というのはとても大切なのです。
では、消費者金融の審査基準について、詳しく解説したいと思います。
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1.総量規制の範囲内かどうかが基準になる
まず、最近注目されるようになった審査基準の1つに、総量規制というものがありますが、これは、どんな消費者金融から借り入れするときにも同じ基準が適用されます。
総量規制というのは、「年収の3分の1以上の金額を借り入れしてはいけない」という規制です。
消費者金融のみに適用されるので、銀行系のキャッシングでは審査の基準にはなりません。
この基準が出来た背景は、借金のために自己破産をする人が増えてしまったからという理由があります。
借りすぎ防止になるこの法律によって、消費者金融は、年収と現在の他社借入額を比較して審査を行うことになったのです。
審査のときには、申告された年収が正しいものであるかどうかをある程度判断されます。
そして、信用情報機関に問い合わせるなどして、その人が現在借入している金額について調べることになります。
他の金融も含めての借り入れ総額が年収の3分の1を超えていたら、新しく借入をすることは出来ません。
どんな消費者金融でも、総量規制は審査基準の1つとして考えている会社が多いのです。
2.審査基準は、安定した収入があるかどうかがポイントになる
サラ金の審査の基準というのは、その人に返済能力があるかどうかが重要視されます。
返済能力がない人に借金をさせてしまうというのは、消費者金融にとってもリスクが大きいのです。
返済してもらうことができないかもしれないというのは、金融業者にとってもリスクが大きく、被害を被ってしまう可能性があるのです。
消費者金融のような、お金を貸した側から見れば、返済が出来ない人に貸すことほど、大きなリスクになることはないのです。
なので、そのためには安定した収入があることが借り入れの条件になっていることもあります。
原則として消費者金融は、本人に安定した収入があることが条件になっているのです。
本人の収入で返済できるであろう金額のみを貸しているので、消費者金融としてもリスクを軽減しているといってもいいと思います。
返済能力がある人にはきちんと貸付を行ってくれるので、まず審査基準に沿って、安定した収入を確保することが、消費者金融からお金を借りる第一歩になるのです。
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3.サラ金の審査では、過去の滞納なども影響することがある
サラ金と呼ばれていた消費者金融の審査では、過去の滞納なども基準になります。
過去、2ヶ月以上に渡って返済が遅れてしまっているという状況であれば、審査基準は厳しくなります。
消費者金融としては、お金を貸した以上、必ず返してもらわないと商売が成り立たないのです。
ですから、きちんとお金を返すことが出来る人にお金を貸したいと思っています。
ところが、延滞をしてしまっている人というのは、お金を返す意思があってもなくても、お金を返すことができないとみなされてしまうのです。
一般的に言われているのは、「過去61日以上の返済の滞りがある場合」は信用情報に記載されてしまうということです。
信用情報に記載されてしまうと、しばらくはその情報が残ったままになるので、新しく借入をしようと思っても「返済が出来ない人」とみなされて、借り入れが出来なくなるのです。
消費者金融の審査基準は、過去の滞納なども影響してくるものなので、しっかり借りたお金は返していきましょう。
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