リボ払いを使いすぎると借金地獄になってしまうその理由とは?

0
1327

最近、CMでもおなじみのリボ払いですが、使いすぎると借金地獄になってしまうことを知っていますか?

リボ払いは、毎月同じ金額だけを返済していく方法で、一見便利なようにも見えます。

ですが、リボ払いは使いすぎるといつの間にか借金地獄に陥ってしまうこともあるのです。リボ払いとは?

リボ払いとは、リボルビング払いとも言われています。

クレジットカードの支払い方法の1種で、クレジット払いをしたら、毎月決まった金額だけを支払っていきます。

一見便利に見えるリボ払いには、メリットとデメリットがあります。

リボ払いのメリット

  • 毎月決まった金額を支払うので、出費の急増がない
  • 支払い計画が立てやすい

リボ払いのデメリット

  • 金利、手数料が高い
  • 返済期間が長い
  • 借金しているという意識が低い

では、リボ払いによって借金地獄に陥ってしまう理由を見ていきましょう。

スポンサーリンク


1.金利が高いリボ払いは借金地獄になりやすい

リボ払いでは金利が高いので、借金地獄に落ちる原因の1つになっています。

リボ払いでの金利は一般的に15パーセントと言われています。

例えば、10万円の買い物をしたとして、1ヶ月1万円ずつを返済していくリボ払いを選択したとします。

1ヶ月1万円ずつ、10ヶ月で返済できると思ってしまう人もいると思いますが、返済額1万円の中には利息分が入っています。

15パーセントの利息が付いたとして、2ヶ月目からは残高に利息がかかってきます。

10ヶ月かけてリボ払いで払っていくと、約7000円近くの利息が付くことになります。

一括で払えばかからない利息がかかってしまうので、リボ払いの利用が多いと、それだけ利息を多く払うことになります。

100万円単位のリボ払いが発生してしまった場合には、1年で払う金額の多くが利息になります。

金利が高いリボ払いでは、払っても払っても元金が減らない借金地獄になりやすいのです。

2.長期間の返済になってしまう

リボ払いでは、長期間の返済になりやすいので借金地獄になりやすいのです。

分割払いでは「使用額÷分割回数+金利=支払額」になります。

なので使った分が多ければ、その分支払額も増えることになります。

リボ払いは毎月の支払い額が一定です。

そして、支払った額だけ、使用可能額が増えていきます。

分割払いに比べて、毎月の支払額が低いリボ払いでは、より長期間の返済になってしまいます。

長期間の返済になってしまうということは、それだけ金利を払い続けるということと同じです。

高い金利を払い続けていれば、元金は減っていきません。

長期間の返済になればなるほど、借金地獄になりやすいのです。

スポンサーリンク


3.借金意識が低いので、いつの間にか借金地獄に落ちている

借金意識が低いリボ払いでは、いつの間にか借金地獄に落ちている人も多くいます。

例えばこんな話を聞いたことはないでしょうか。

「カードでいくら買い物しても、毎月の支払い額は一定だから助かる〜」

これが、借金地獄への入り口なのです。

毎月の支払額は一定なのに、どんどんカードを使ってしまう人がいます。

リボ払いも、クレジットカードの使用も、借金をしていることには変わりありません。

分割払いなら支払い額が大きくなった時点で「これは払えない」という限度が見えてきます。

なので、分割払いを選択している人は、限度を超えてカードを使うことはありません。

ですが、リボ払いでは「毎月一定の額を支払うだけ」です。

そのため、いくら使っているのか、いくら借金をしているのかを把握している人は少ないのです。

なので、いつの間にか大きな金額の借金を背負っていて、払っても払っても終わらない借金地獄に落ちている人もいるのです。

4.クレジットカードの限度額に達してしまうことが多い

リボ払いでは、クレジットカード限度額に達してしまい、そこから借金地獄に足を踏み入れてしまう人もいます。

リボ払いだと、「どれくらい借りているのか」を把握しづらいです。

「毎月一定額を返しているのだから、使っても大丈夫だろう」という人もたくさんいます。

ですが、リボ払いは「どれだけ使っても」毎月の支払いが「一定」なのです。

つまり、使う金額が多ければ多いほど、利用限度額に近づいていってしまいます。

リボ払いばかりを使っていると、クレジットカードの限度額に達してしまうことがあります。

その支払いのために新しく借り入れをする、というのは、借金地獄へ落ちてしまったということと同じなのです。

スポンサーリンク