レイクなどの消費者金融からお金を借りると、過払い金が発生することがあります。
過払い金は、払いすぎた利息のことで、返還してもらうことができます。
では、レイクに払いすぎた過払い金を取り戻す手順を紹介しようと思います。
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1.レイクから取引履歴を送付してもらう
まず、レイクから過払い金を取り戻すためには、取引履歴が必要になります。
取引履歴というのは、レイクと個人の間にどのようなやり取りがあったかということが書いてある履歴です。
○日に借り入れをして、○日に返済をした、と言うような情報が細かく載っています。
これを基して、レイクから過払い金を取り戻すための金額などを計算していくのです。
レイクから取引履歴を開示してもらうためには、レイクに連絡をします。
「引き直し計算をするために取引履歴を開示して欲しい」という連絡をすることで、2〜3週間程度で取引履歴を開示してもらうことができます。
また、取引履歴を開示してもらう連絡は、電話よりも書面で行うようにするといいでしょう。
書面であれば、万が一取引履歴が開示してもらえなかったときに、訴訟を起こす材料になるので、後に残る形で開示の依頼をするようにしましょう。
取引履歴がないことには、過払い金を取り戻すための準備が出来ないので、まずはレイクに対して取引履歴の開示を求めていきます。
2.取引履歴を使用して過払い金の引き直し計算をする
レイクに対する取引履歴の開示が終わったら、過払い金請求をするために、引き直し計算をします。
引き直し計算とは、払いすぎた利息を計算するためのものです。
法律では、借入額に応じた利息と言うものが決まっています。
ですが、グレーゾーン金利という言葉があるように、金利を取りすぎている消費者金融もあるのです。
ですから、法律で決まっている以上の利息を支払っていた場合には、その差額分を返済してもらうことができるのです。
引き直し計算とは、そのための計算です。
簡単に言うと「支払い総額−法定利息に則った支払額」の差額が、過払い金として返還されます。
引き直し計算は複雑なので、自分で行う場合には、インターネット上にある無料ソフトなどを利用するといいでしょう。
また、司法書士や弁護士に依頼をすれば、確実に、間違いのない計算をしてもらうことが出来ます。
その後のことも任せておけるので、レイクに対する過払い金請求の引き直し計算は、依頼をしてしまうのがベストだと思います。
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3.過払い金があれば、レイクに対して過払い金返還請求をする
引き直し計算をして過払い金があれば、レイクに対して過払い金の返還請求をします。
過払い金の返還請求は、書面を通して行います。
返還請求の書面には「○○円の過払い金があったため、返還請求をします。○日までにご回答いただけない場合には、訴訟を起こすこととします」といった文章を書きます。
これによって、レイクから過払い金を取り戻すことが出来ます。
もし、レイクから何も回答がなければ、返還請求の訴訟に発展するので、返還請求をした証拠となる書面はかならずとっておきましょう。
また、過払い金の返還請求というのは、個人でも行うことができます。
その場合には、書式や必要な内容を調べて、漏れのないように記入することが大切になります。
個人で行うことが難しい場合には、弁護士や司法書士に依頼しましょう。
弁護士よりも司法書士のほうが料金が安いので、過払い金の金額によっては司法書士に依頼することをおすすめします。
レイクへの過払い金返還請求は、依頼をしたほうが確実に行われるのです。
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