キャッシングとクレジットは、大きく違うところがあります。
ですが、その違いをきちんと説明できる人は少ないのです。
今回は、キャッシングとクレジットの違いについて、説明します。
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1.キャッシングはクレジットと違って「お金を借りる」ことである
キャッシングはクレジットと違って、「お金を借りる」ことを意味しています。
キャッシングというのは「お金を引き出す」ことを表していましたが、今では「お金を借りること」自体がキャッシングといわれるようになりました。
クレジットでお金を借りることはないので、キャッシングとの差は、「お金を借りる事ができるかどうか」になります。
お金を借りる事ができるクレジットカードもありますが、クレジットの枠とキャッシング枠は別れています。
このように、キャッシングというのは、クレジットと違い「お金を借りる」ことそのものを意味しているのです。
2.クレジットはキャッシングと違い「後で支払いをする」ということである
クレジットはキャッシングと違い「後で支払いをする」という意味になります。
クレジットはいわば、「ツケ」です。
よくドラマの飲み屋さんである「ツケにしておいて」というのを、カードを利用することで行っているのと同じです。
なので、クレジットは「後から全額払う」ことを目的としています。
支払い方法は多様化していて、一括、分割、リボ払いの3つがあります。
どの方法も、確実に使った分を返していきます。
お金を借りるわけではなく、「ツケ」で支払いをするというのが、キャッシングとクレジットの違いなのです。
3.クレジットはキャッシングと違い、翌月一括払いなら利息がかからない
クレジットはキャッシングと違い、翌月一括払いなら利息がかかりません。
キャッシングは、翌月に一括で返済しても利息がかかります。
でも、クレジットの場合には、利息がかからないのです。
クレジットカードのキャッシング枠を利用したとしても、キャッシングをしたのであれば、原理は消費者金融からお金を借りることと同じです。
クレジットをショッピングで利用した場合には、お金を借りたわけではないので、一括なら利息がかからなくなるのです。
クレジットとキャッシングの違いは、翌月一括払いなら利息がかかるか、かからないかの違いなのです。
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4.クレジットでもリボ払いや分割払いだと、キャッシングと同じく利息がかかる
クレジットでもリボ払いや分割払いだと、キャッシングと同じように利息がかかります。
クレジットを利用したとき、一括払い以外の方法であれば、利息がかかることになります。
ですが、分割の場合にはさほど大きな利息はかからないでしょう。
リボ払いの時には、毎月の返済額が一定なので、キャッシングと同様程度の利息がかかることがあります。
リボ払いは便利ですが、支払いがいつまで経っても終わらないということになってしまう可能性もあるので、あまりオススメは出来ません。
キャッシングをしたときと同じように、利息がかかる支払い方法もクレジットにはあるのです。
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