時間のない投資家に覚えてもらいたいトレードのtips
お金がない。時間もない。そして勝てる手法もない。
そんな三重苦のような個人投資家にはシンプルで役に立つ情報が必要でしょう。
難解な相場の世界で空き時間でトレードをしていくのに大切なことは何か?
要点を抑えて5つ、重要な視点をお教えしましょう。
スポンサーリンク
目線を長く取る
トレードの初心者は特にデイトレードなどの短期トレードをしがちです。
経験豊富なトレーダーでも自分の知識や経験から「相場状況が読める」と思い込み、スキャルピングやデイトレードをしてしまうケースも多いものです。
ベテランの投資家でも短い時間の予想は難しいと言います。
ヘッジファンドや機関投資家などは特に中長期的視点を持って相場を観察しているのです。
彼らは5分足などの短期よりも日足以上の長いチャートを見ています。
相場では『資金力のある投資家が勝利する』ものです。
資金力のある投資家が日足以上のチャートを見ているなら自分もそうして同じ視点に立つべきでしょう。
一般的に5分や15分足などではテクニカル分析もだましが出やすく、予測不能の動きをすることで知られています。
ラインやインディケーターを用いたトレード手法でも通用しないことが多いのです。
長期的に見て上がるか下がるか
トレードをする上で『目線』は大切です。
例を挙げましょう。上記画像は日足のドル円チャートです。
これは一度110円手前まで大きく上昇した後に原因不明の下落を演じて相場参加者に衝撃を与えました。
この状況下でストップロスをした投資家も多いことでしょう。
ドル円は105円まで円高に進んだ後、再度大きく上昇し2014年の年末には120円を超えました。
こうした一連の出来事を見て、一つのことに気がつくはずです。
レートが特定の価格(120円など)にまで到達するなら110円で買っても利益は出るということ。
2014年10月頃の円高で含み損が出たとしても、その後上昇していくなら含み損は放置してもいいということになります。
ただし、これにもリスクはあるもので損失を抑えてストップロスをしたいからこそサポートやレジスタンスを考えるものです。
いづれにせよポジションの持ち方には注意が必要だということと、リスク管理が大切ということは言うまでもありません。
スポンサーリンク
先の予測が立つ投資対象を選ぶ
南アフリカランドやトルコリラはマイナー通貨ペアとして知られています。
『遠くのものは避けよ』という格言もあるとおり、情報入手が困難で予測の立ちにくい通貨や株に投資しないことも重要です。
日本株や日経平均株価指数は多くの情報もあり、また多くの投資家が買い手となり相場を支えます。
これが上昇しやすい要因の一つでしょう。相場は買い手がいなくなると下がる傾向にあります。
その点、日経や日本株は日本人だけでなく海外投資家やファンドも買うため相場を下支えしてくる要因となるでしょう。
ユーロも売りが続くと長くトレンドを形成する傾向があります。これも予測がしやすいということで有利な通貨といえます。
予測がしやすくその通りに相場が動きやすいなら利益を出して儲けるチャンス。
お金がない投資家でも、経験が浅くニュースやチャートを見れない一般人でもトレードしやすいのです。
スポンサーリンク