海外で人気のFX通貨『ユーロ』
ユーロクロスは『ユーロドル』や『ユーロ円』が有名ですが、他にも『ユーロ豪ドル』などスワップも大きく隠れた人気通貨ペアとなっています。
日本人投資家からすればクロス円取引が中心ですが、テクニカル分析を裏切るなど初心者泣かせの動きをすることもしばしば。
取り扱い業者が少なく知名度もないユーロの取引をする利点が何か?5つの特徴を挙げながら紹介します。
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ユーロクロスの利点1.ボラティリティがある
上記画像はドル円とユーロ円の日足比較チャートです。
日本時にもなじみのある通貨ペアで、多くのFX業者が取り扱っている通貨でもあります。
この二つの通貨ペア、一日での値動き(ボラティリティ)に違いがあるところが特徴です。
デイトレーダーに人気のユーロ円は短時間で大きな動きをすることで、スキャルピングをしても数十pipsの利益を出すことが可能です。
比較チャートを見れば分かるとおり、ドル円よりも上下動が激しいことが分かります。
円安トレンドが起きた時では、ドル円が5円程度の動きをした時ユーロ円は7円前後の変化がありました。
同じトレンドでもレートの動く幅が違うのです。
これは損失が増えるリスクも抱えているためトレードの危険性も高まるものの、大きな利益を出すチャンスでもあります。
ユーロクロスの利点2.トレンドに乗れる
お金がない人が大きく利益を出すのがトレンド。
特にユーロのトレンドも大きな変化を伴うため人気の理由にもなっています。
円やドルに変化がないこう着状態のときにユーロにトレンドが出ているならトレードチャンスがあるのです。
基本的に通貨自体は独立して変化をしています。
為替相場も変化がなくなりレンジ状態になります。
例えば円相場は2014年ごろ、半年間の間100円から104円の間を上下動していました。
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トレンドで利益を出したい場合、こうしたどっちつかずのボックス状態は好ましくない相場状況と言うことができます。
そうした状況の時にユーロに大きなトレンドが出るものです。FXトレードを行なう投機には標的となるトレンドが必要なのかもしれません。
インターバンクディーラーや一般投資家でも利益を出すために為替相場に参加してきますから自ずとトレンドが引き起こされるものでしょう。
ユーロクロスの利点3.通貨ユーロの連動性
上記画像はユーロポンド。ユーロドルが大きな下降トレンドを描いていた時にユーロポンドも同じようにレートが下げていきました。
英国のポンド自体には変化がほとんどなかったにも関わらず、ユーロポンドは下降トレンドを継続していったのです。
ユーロの動きが大きく変化する時はユーロクロス全体として似た動きをするものです。
自分が投資したい通貨ペアで連動性が出る場合ならトレードチャンスにもなります。
スワップを狙うためにユーロニュージーランドドルを見ていたとき、ユーロの下落が進んでいくようならスワップと為替差益の両方を得ることができるようになります。
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