日本一の投資家と言われている竹田和平氏。
やはり、気になるのは投資の手法では無いでしょうか。
実際、成功している人はどのような手法を用いて投資をを行っているのか気になりますね。
ちなみに、竹田和平氏はいわゆる長期投資を行っています。そのため、短期投資を行っている方とはやはり手法も異なります。
その点、注意してご覧ください。
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1.株主と喜びを分かち合える会社を選ぶ
まず、竹田和平氏が最も大切にしているのは、その会社が株主と喜びを分かち合える会社なのか、という点です。
では、どういう会社となら喜びを分かち合えるのか。
株での投資を行う際に、よく言われているのが「応援したくなるような会社を選べ」というものです。
確かに、応援している会社の業績が上がり、結果として株価が上がれば、純粋な利益以上の喜びをもたらしてくれます。
そして、応援したくなる会社とは、やはり努力を続けている会社ではないでしょうか。
そこで、まず1つ目のポイントです。
竹田和平氏は、営業の努力や技術開発によって確実に業績を上げている会社を選んでいるのです。
割安でお得な株、というだけでは駄目です。将来性や、その会社独自の強みがあるからこそ応援したくなるというもの。
実際、いくら安いからといって将来性の無い会社では意味がありません。
そのため、竹田和平氏はその会社に将来性があるか、強みがあるかをしっかり判断していらっしゃいます。
その結果、応援したくなるような会社をしっかり選んでいるという事ですね。
機械的に株を購入していると、こういった考えはなかなか浮かんでこないでしょう。
しかし、株の先には会社があり、その中には人間が存在している。
そして、どういった人を応援したいのかを考えてみると、自然に購入する株も決まってくるのではないでしょうか。
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2.割安な銘柄を購入する
次に、竹田和平氏は割安な株を購入しているというのもポイントです。
例えば、PER(株価収益率)という数値があります。
このPERが業界平均よりも低い銘柄を選んでいるのです。
つまり、収益性に対して必ず割安である事が条件になっているのです。
いわゆる出遅れ銘柄という事です。ここで、出遅れ銘柄について簡単にご説明させて頂きます。
例えば、何らかのニュースですぐに株価の上がる銘柄と、なかなか上がらない銘柄があります。
出遅れ銘柄とは、後者の銘柄の事です。よく代表例としては、東証2部銘柄が出されています。
次に、PBR(株価純資産倍率)が1倍以下になっている事が条件です。
つまり、財務状態が良いにも関わらず割安という事ですね。ちなみに、この条件を満たす銘柄の多くは中小型株です。
そのため、品薄な銘柄ですといわゆる流動性リスクが発生します。つまり、取引量が少ないために市場価格で取引が成立しないのです。
ここで注目したいのが、会長は長期投資を行っているという点です。
この流動性リスク、長期投資であればリスクが低下するのです。同時にリスクも低減化している素晴らしい手法ですよね。
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