純金積立で資産運用を行う5の方法

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純金積立で資産運用を行う方法をご存知ですか?

テレビCMなどで見かける事も多くなりましたし、一時期は金価格の上昇がテレビでもよく特集されていました。

分散投資を考える際にも非常に頼りになる方法の1つなのですが、もちろん純金積立も万全ではありません。

そこで、金の価格が下落してしまう時というのはどういう時なのか、注意点などをご紹介させて頂きます。

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1.資産運用の中でも手数料は割高になる

まず、皆さんはどのような方法で資産運用を行っていますか?投資を行う際に常に重要となるのが手数料の存在です。

例えば株式投資においてもさまざまな手数料がかかるというのは当然の事ですね。

こうした手数料を考えた際に金への投資というのは優秀とは言えません。

むしろ手数料が割高になってしまう事の方が多いのです。

一回の取引においては些細な金額だったとしても、それが長く続けばどうでしょうか。実際にかかった手数料の額を計算すると、あまり割りに合わないと感じる事もあるかもしれません。

業者の選定はもちろんですが、手数料が安くなるキャンペーンなどは積極的に狙っていく必要があります。

金への投資というのも基本的には中長期で行うものです。それだけの期間にかかる手数料というのは常に頭に入れておく必要があるでしょう。

2.純金積立は売買益は期待出来ない

資産運用を少しでも勉強した方であれば、金の投資というのは「リスク分散」「資産を守る」といった意味合いが強いという事が良くおわかりになるかと思います。

しかし、実際に純金積立を始める方の多くは「今後も金は値上がりするだろうから、その時に売却すれば大きな利益を得る事が出来るだろう」という考えを持っているのです。

株式や外貨であれば大きな変動を見せます。

しかし、金というのは比較的ゆるやかに変動していますね。

それだけに大きな利益を得るというのは難しいのです。

更に純金積立の会社を利用していれば手数料はもちろん年間費を取られる事になり、中にはそれでマイナスになってしまったという方も少なくはありません。

こういった経費以上に利益を出す必要があるのですが、それはなかなか難しいという事ですね。

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3.純金積立の資産運用のリターンは低い

資産運用の中でも純金積立というのはあくまでリスク回避で利用するという考えの方が無難です。

というのも、数ある方法の中でも非常にローリターンだからです。資産運用においてはリスクとリターンは比例するというのが一般的な考えですね。

つまり、ハイリターンを求めるのであればハイリスクを選ばなければならないですし、ローリターンでも可能だという場合はローリスクなゆっくりとした方法を選ぶ必要があるという事です。

しかし、近年は金の価格が上昇しているという事もあり、純金積立をローリスクハイリターンとまではいかなくても、ミドルリターン程度で考えている方が非常に多いのです。そして、実際にはそこまでリターンが無い事に後から気づくという事が多いですね。

そこで、あくまで金への投資はリスク分散のためと考えると良いでしょう。もし円が破綻してしまった時にも金があれば備えになるのです。

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