純金積立で資産運用を行う5の方法

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4.業者には倒産の可能性もある

現物投資であれば関係の無い話になりますが、業者による純金積立を利用する場合には倒産のリスクを考える必要があります。

現在はどこも安定しているのですが、日本では過去に大きな企業が倒産してしまったというケースもいくつか存在しています。

その時は誰もがまさかと思ったでしょう。それだけ知名度も実績もある会社でも倒産する危険性は存在するのです。

では、もし倒産してしまったら今まで積み立ててきた純金はどうなってしまうのでしょうか。

これは、金の保管方法によって異なるのです。中には倒産してしまえば金が返却されないという危険性もあります。

せっかく積み立ててきたのにそんな事態になってしまったら大損になってしまいますね。

もちろん、保管方法によっては倒産しても返却してもらえますが、大多数の会社は前者の保管方法を選んでいます。業者を利用する場合は業者選びも重要な要素となります。

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5.資産運用を一時休止出来るかが問題となる

純金積立を行う中でのリスクとして保管方法をご紹介させて頂きました。

リスクが高いのは消費寄託という保管方法なのですが、実際にはほとんどの業者がこの方法を選んでいます。

では、単純に特定保管をしている会社を選べば良いのかというとそこまで単純な話ではないのです。

まず、金の価格というのは日々変動しています。

値段が上がり続けている時というのは売却する方にとっては嬉しいのですが積み立てる場合にはそれだけコストがかかるという事です。

そんな時、一時休止してまた値下がりしてから再開する、というのがベストの方法であるように感じます。

しかし、そこで問題となるのが保管方法なのです。実は、特定保管を選んでいる会社の場合は一時休止は出来ないというのが殆ど。

実際に調べてみたところ、現在どちらの要因も満たす業者を見つける事は出来ませんでした。つまり、どちらを取るかを考えなければならないのです。

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純金積立で資産運用を行う5の方法

1.資産運用の中でも手数料は割高になる
2.純金積立は売買益は期待出来ない
3.純金積立の資産運用のリターンは低い
4.業者には倒産の可能性もある
5.資産運用を一時休止出来るかが問題となる

純金積立

今回は金投資に関するデメリットなどについてご紹介させて頂きました。

ただ単純に金が値上がりしている=儲かる、と考えるのは危険ですね。

資産運用においてリスク分散の1つとして考えるのが最も無難でしょう。