日本でもカジノを合法化すべきだという声は以前から挙がっていました。
治安が悪化するのではないかという声も多い一方、裏カジノの粛清に繋がり、厳しく管理を行う事で逆に治安は向上するのではないかという声もあります。
莫大な経済効果を生み出す事はもはや必然であり、非常に注目されていたものの現実的ではなかったのです。
しかし、現在はいわゆるカジノ法案が動き出しています。
そこで投資家であれば注目したいのはやはり関連銘柄ではないでしょうか。
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1.カジノの経済効果と資産運用について考える
まずは改めてカジノの経済効果について考えてみましょう。
といってもマカオやラスベガスを考えて頂ければすぐおわかりになりますね。
カジノによる経済効果というのはカジノだけに収益をもたらすだけではありません。
近隣をも潤わせる効果があるのです。
もし日本にカジノ街が登場すれば、訪れるのはお金に余裕のある方ばかり。
一昔前のようにカジノで一儲け、という考えの方も少なくなりましたし富裕層が多いという事が予想されます。
彼らの交通費や飲食費、滞在費はもちろんの事ですが他の地域への経済効果も大きくなりそうだと予想されています。
例えば、もし自分がお金持ちで外国のカジノへ遊びに行くとします。
しかし、そこだけに滞在するのではなく他の地域へ観光に行ったりするというのは非常に当然な考え方ではないでしょうか。
それによって日本が全体的に潤う可能性もあるのです。
日本が潤えば、資産運用をしている方にとって嬉しい効果があるというのは当然ですよね。
2.ゲーム機製造会社に注目する
まず、実際に遊戯される事になるゲーム機を製造している会社に注目してみましょう。
その中でも大きな話題を集めているのがセガサミーホールディングスです。
こちらはパチスロの機械を製造している会社の中でも大手という事だけではなく、宮崎県のシーガイアを子会社化しました。
これは、実際にカジノ法案成立に向けて複合施設を運営するノウハウを獲得するためだと言われています。
他にもフィールズ、SANYOなどに注目が集まっています。
コナミはラスベガスのホテルへゲーム機器を販売したという実績もありますし、システムの面でカプコンにも期待が集まります。他にもメダルの計数機にも注目すればナナオ、平和、ダイコク電機、オーイズミなど注目すべき銘柄は更に増えますね。
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3.カジノ特区の予定地に注目する
次に、カジノ特区の予定地に注目してみましょう。かなり大きな金額になる事が予想されており、その土地の所有者にも大きな影響を与えます。
例えば、元東京都の副都知事であった山口一久氏が社長を務める東京都競馬です。
この東京都競馬が所有している土地がカジノ特区の建設候補地になっているという事もあり、実は競馬業界にも大きな注目が集まっているのです。
競馬がお好きな方にとってはカジノドライブは有名な馬だと思いますが、この馬の馬主はフィールズの社長である山本英俊氏です。
セガサミーホールディングスの会長里見治氏も馬主であり、パチンコやパチスロの製造メーカーとも繋がりが深いですね。
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