せっかく資産運用をしていても、インフレになってしまったら…そう考えると、尻込みしてしまう事もあるかと思います。
そこで、今回はインフレ対策についてご紹介させて頂きたいと思います。これはリスク回避に関しても役立ちますね。
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1.インフレについて理解する
そもそも、インフレとは一体どのような状態の事を言うのか最初にご紹介させて頂きますね。
よくインフレ、デフレと言われているのですがそれぞれは対義語ですので覚えておきましょう。
インフレというのは、物の値段が上がってしまい、逆にお金の価値が下がってしまう事を言います。
例えば、戦争で考えてみましょう。この時実際に必要になるのはお金ではなく、食料等の現物になります。
この時、お金の価値は下がっていると考える事が出来ますよね。
どんなに裕福で恵まれていたとしても、お金の価値が下がってしまえば、それはただの紙屑同然になってしまうのです。
資産運用にはリスクが付き物ですが、こういったお金の価値そのものが下がってしまうというリスクがあるという事を理解しておく必要がありますね。
2.インフレ以外のリスクについて考える
インフレ対策を考えるのと同時に、インフレ以外のリスクについても考えていきましょう。
基本的に株式投資はインフレに強いと言われています。
しかし、もちろん株式投資にもリスクは存在しています。
それこそその会社が倒産してしまえば、所有している株券は紙くずになってしまいますし、倒産までいかなくても、業績の悪化が悪い影響になってしまう事も。
売買を繰り返して利益を稼ごうと考えている方にとっては、株価が下がればそれだけマイナスになってしまいます。
資産運用でインフレ対策を考える場合は、こういったインフレ以外のリスクにも目を向けなければなりません。
基本的にさまざまなリスクが存在していますので、バランス良く考える必要があるのです。
右の側面からはリスクに強いという投資でも、左の側面から見ると非常にリスキーな方法かもしれません。
そのため、こういったリスクのバランスを上手くとっていく事が大切です。
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3.外貨で資産運用を行う
同じインフレでも、そこにはさまざまな理由が存在しています。
例えば、円安によるインフレの場合です。このリスクに備えるための資産運用としては、やはり外貨を選ぶ必要があります。
つまり、日本の円ではなく海外のお金を選ぶという事ですね。
そして、海外であれば円安の影響も若干受ける事があったとしても、円とは比較出来ないレベルです。実際に円安からインフレになってしまった時には、いくら円を持っていても意味が無くなってしまうのです。
しかし、外貨にもまたリスクが存在しています。日本よりもずっとリスクが高いというご意見もありますね。
その時の状況によってまた異なるのですが、外貨を選んだ場合にもインフレ以外のリスクが存在しているという事を理解した上で利用するようにしてください。
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