ETF(Exchange Traded Fund)とは?
証券取引所で取引される投資信託という事で手軽であり、更に日本以外の各国では資産運用においても主力といえる存在です。
そんなETFですがまだまだ日本ではあまり話題にはなっていません。
年々注目度は高まりつつあるものの、広がらないのです。
しかし、楽天証券を始め各証券会社でもETF環境の整備を始めました。
今後注目しておくべきポイントなのです。
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1.シンプルな方法で資産運用が行える
そもそもETFと通常の投資信託というのは異なる存在です。
では、何が違うのかというとやはり取引の過程です。
例えば、投資信託というのはその途中に他の会社を経由している事があります。面倒ですしいまいちわかりにくいというのがその場合のデメリットとなります。
しかし、ETFは証券取引所で売買する事が可能ですので取引の過程が非常にシンプルでわかりやすいものとなっています。
これがまず1つ目のメリットですね。実際に資産運用に慣れてきて色々な方法を利用するようになると、取引にかかる手間というのが気になってきてしまいます。
そんな時、ETFであればわかりやすいですし過程がシンプル。
そこで、実は資産運用の初心者の方にも向いている方法だと言えます。
2.リアルタイムで価格が変動する
基本的にリアルタイムで価格が変動するものの方が資産運用の初心者には向いていると言われていますが、その理由は何でしょうか。
例えば、東京証券取引所を例にして考えてみましょう。15時にならないと値段が決まらないので、思うように注文が出せないのです。
また、通常の投資信託も価格の変動というのはリアルタイムではなく1日ごとです。それではなかなか動く事が出来ないですよね。
しかし、ETFはリアルタイムで価格が変動していきます。株式投資やFX投資のチャートと同じように動いていますので、こちら側もそれに合わせて積極的に注文を出す事が出来るのです。
それによって直感的な取引も可能になると言われています。
リアルタイム変動はETFのメリットであり、尚且つ初心者の方にとっても嬉しい点ですね。
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3.手数料が安く、資産運用で結果が出しやすい
では、最後にメリットとしてコストの問題を考えてみましょう。
通常の投資信託というのはファンドにお金を預け、ファンドマネージャーにお金を運用してもらいますね。
それだけに手数料が高いというのは当たり前でもありました。
しかし、ETFになるとその手数料がぐんと下がるどころか、会社によっては一部無料での取引が可能になったり、定額プランも用意されていたりとかなり優遇されているのです。
どんなに資産運用で大きな利益が出せたとしても、かかる手数料が高ければどうなるのでしょうか。
基本的に利益ではなく売買価格で手数料が決まるのですから、小さな利益ではなかなか注文が出しにくくなってしまいますよね。
そういった点で、ETFは手数料も安いですし今も下がり続けているような状況です。
このチャンスを見逃さないようにしたいものですね。
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