FX投資をやるときに最も使われているのが、移動平均線です!
しかし、非常に便利な移動平均線にも欠点が存在しています。
どんな欠点があるのかを知ることは大切なので、移動平均線の欠点について、考えていこうと思います。
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1.後追い型であることである
まず、1つ目の移動平均線の欠点は、後追い型であることです。
移動平均線は、そもそもが前日までの一定の期間の平均なので、当日や今現在の状況を知るのには、あまり向いていません。
なので、トレンドの転換期や投資すべきポイントを知るのに、多少のタイムラグが生じてしまいます。
その結果、売買のタイミングを逃してしまった、と言う場合もあります。
移動平均線というものは、トレンドを追いかけていくもので、先行して予想をしていくものではありません。
なので、移動平均線だけを利用してFXなどのトレードを行うのは、まず無理です。
FXなどのトレードには、少なからず、先よりができる指標が必要になってきます。
なので、先読みの出来ない、後追い型の移動平均線というものだけでのトレードは出来ないのです。
移動平均線の欠点は、後追い型であるために、今のトレンドなどを瞬時に判断することが難しいと言うところなのです。
2.売買のシグナルにズレが生じる
移動平均線の欠点として挙げられるのは、売買のシグナルのズレです。
移動平均線は、サイクルや期間を自分で設定することが出来ます。
なので、自分に必要な情報をキャッチできるということは、とても良いメリットです。
でも、10日と15日を組み合わせたものと、20日と30日を組み合わせたものとでは、シグナルの発生箇所にズレが生じることになります。
なので、同じ銘柄を買っていたとしても、シグナルのズレで、勝てる人がいたり、どうしても負けてしまう人がいたりという事態が発生するのです。
そうならないためにはどうしたらいいのか、というと、他の方法と組み合わせて移動平均線を使うということです。
移動平均線のみでトレードしようと思ってはいけません。
他の要素も組み合わせて、複合的に判断していくことが大切になってくるのです。
移動平均線の性質上、シグナルのズレが生じてしまうという欠点があるので、上手く欠点を解消して、移動平均線を活用してみてください。
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3.ダマシが存在することである
移動平均線には、ゴールデンクロスやデットクロスといったようば、売買のポイントになる箇所が存在しています。
ですが、このゴールデンクロスやデットクロスというのは、移動平均線の欠点になってしまうことがあります。
一般的に、ゴールデンクロスは売りのサインであり、デットクロスは会のサインと言われています。
クロスだけをシグナルとして売買をしてしまうと、損をしてしまうことがあります。
いわゆる、ダマシと呼ばれるものです。
よく、FXなどの初心者向けは打つーには、「移動平均線がクロスしたらエントリーのタイミングである」なんて書いてありますが、それを鵜呑みにしてはいけません。
移動平均線には、ダマシも多いので、じっくり読み解く必要があるのです。
この欠点を補うポイントは、1つです。
それは、「長期の移動平均線が上昇中にゴールデンクロスがある」ことなので、欠点を上手くかわしてください。
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