投資信託にかかる手数料などのコストについて考えてみよう!

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4.株式などを売買するときには売買委託手数料を支払う

株式などを売買するときにかかる手数料に、売買委託手数料というものがあります。

投資信託は、資産家からお金を集めて、金融や経済、投資について詳しく知っているプロがその資金を運用することで成り立っています。

つまり、個人のお金を集めて、プロが株式を売買したりするのです。

株式などを売買するときには、売買手数料が必要となります。

これは個人投資家でも同じですが、投資信託の場合には売買も委託していることになるので、売買委託手数料となるのです。

売買委託手数料は、信託財産から間接的に支払われるので自分で支払う必要はありません。

投資信託というのは、毎日のように値動きをする株式や債券を運用していくものです。

ですから、大きく損をしそうになったら売る必要がありますし、大きな利益になりそうだと思ったら売買の判断をしていくものなのです。

運用の結果発生する手数料なので、あらかじめいくらと提示されることはありませんが、投資信託には必要なお金です。

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5.投資信託では換金時に信託財産留保額を支払わなければいけない

投資信託を全て売却して、手元に現金を戻したいと言うときには、信託財産留保額という手数料を支払わなければいけません。

これは、投資信託を換金するときに直接支払うお金です。

まれに、購入時に支払うこともありますが、ほとんどは投資信託を換金するときに支払います。

投資信託を換金するとき、換金に掛かる費用を負担するための手数料と考えてもいいでしょう。

投資信託によっては、この信託財産留保額がない場合もあります。

投資信託で運用していたお金を換金して、現金として手元に残したいと思った場合には、換金の手続きをすることが出来ます。

ですが、これは保有している投資信託を売却することになるので、そのための手数料が必要となるのです。

手数料がかかると、せっかく利益が出たものであっても少し減ってしまうということもあるので、なるべく信託財産留保額がない投資信託を選んでみるといいかもしれません。

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投資信託にかかる手数料などのコストについて考えてみよう!

1.購入時に販売手数料が発生する
2.保有しているときには、信託報酬を支払うことになる
3.決算ごとに支払われる監査報酬を負担しなければいけない
4.株式などを売買するときには売買委託手数料を支払う
5.投資信託では換金時に信託財産留保額を支払わなければいけない

投資信託

投資信託を購入するときや保有時には、色々な手数料がかかります。

手数料がかかりすぎると、せっかくの利益がなくなってしまう可能性もあるので、その点には注意が必要です。

手数料がかからない投資信託などを利用することで、利益を最優先させる投資ができるのではないでしょうか。