ボリンジャーバンドを利用してFXのレンジ相場を攻略する方法
一般的には、ローソク足が+2σにタッチしたら売り、−2σにタッチしたら買いと逆ばりの手法を推奨していることが多いと思います。
この逆ばり手法は上手くいく時といかない時があります。
今回は逆ばり手法が使える場合について説明したいと思います。それではどうぞ。
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ポイント1.ボリンジャーバンドを利用した逆ばり手法が使えるのはレンジ相場のみ
一般的に推奨されているボリンジャーバンドの逆ばり手法はレンジ相場のみ有効です。
なぜなら、±2σにタッチした後も相場の勢いが衰えず、高値(安値)を更新し続けるバンドウォークという現象が起きる事も良くあるからです。
この時に逆ばりでエントリーしてしまうと、大損してしまうこともあります。
そのため、レンジ相場のみ、この逆ばり手法が使える事になります。
それでは、レンジ相場とは、一体どういう状態の時に言うのでしょうか?まずは、このレンジ相場を定義したいと思います。
レンジ相場とは、相場に勢いがなく、ある一定の範囲でローソク足が推移し、高値、安値を更新しないときのことを言います。
このレンジ相場を見分ける方法は、ボリンジャーバンドの傾きに注目します。
ボリンジャーバンドが上向きのときは上昇トレンドであり、下向きのときは下落トレンドになります。
そして横向きのときがレンジ相場になります。レンジ相場では、ローソク足は±2σの範囲を上下に行ったり来たりします。
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ポイント2.エントリーは±2σ
ボリンジャーバンドを使った逆ばり手法において、エントリーポイントは±2σになります。
なぜ±2σになるかと言うと、ボリーンジャーバンドは95.5%の確率でローソク足が±2σ内に収まるように作られているからです。
つまり、±2σの外にローソク足が飛び出す確率は4.5%しかありません。
ほとんどの確率で、±2σ内に収まるのでエントリーポイントとして使う事ができ、逆ばり手法が使えるのです。
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