ボリンジャーバンドを利用してレンジ相場を攻略する4つのポイント

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ポイント3.利益確定は移動平均線

多くの経験豊富な投資家がこぞって投資で難しいと言うのは、損切りよりも利益確定だそうです。

なぜ損切りよりも利益確定の方が難しいのでしょうか?

それは人間の欲と関係があります。熟練のトレーダーになってくるとエントリーしたのと同時に機械的に損切りを置く人が多くなります。

損切りの場所は人それぞれルールがある場合が多く、常に30pipsなどと決めている人も多いです。このような熟練投資家にとって、損切りは何も考えずに入れるものになっている場合がほとんどです。

しかし、利益確定ポイントは違います。利益確定において、もし30pipsで決済してしまった後に50pips以上値幅が取れた場合には損をした気分になってしまうことがあります。

そして、1pipsでも多く取りたいと思ってしまい、なかなか決済出来ない熟練投資家が多いのだそうです。

これをなくす方法として、利益確定のポイントはレンジ相場のときは移動平均線をお勧めします。

移動平均線までであると大きな値幅は取れませんが、確実に数pips〜数十pipsは取れます。

もともとレンジ相場のようにトレンドが発生していない時は大きな値幅は見込めないため、欲張らずにちょこちょこ利食いをしていく手法が有利になります。

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ポイント4.損切りポイントは±2σから外に30pips以内の前回高値(安値)

最後に損切りについて説明したいと思います。レンジ相場の時の損切りポイントは±2σから外に30pips以内の前回高値(安値)が良いです。

なぜなら、ポイント1でもご説明した通り、レンジ相場のように相場が揉み合っている場合は、高値(安値)を更新出来ずに±2σの間をローソク足が行ったり来たりを繰り返します。

つまり、前回の高値(安値)を更新するということは、トレンドが発生した可能性があるということになります。

トレンドが発生した時に逆ばり手法でエントリーをしてしまうと大損の可能性も出てくるため、前回の高値(安値)が良いでしょう。

また、なぜ30pips以内かと言うと、例えば前回の高値(安値)が100pips以上離れており、そのようなポイントに損切りを置いて引っかかってしまうと、1回の損で大損をしてしまいます。

これが巷で言う『コツコツドカン』です。

レンジ相場の時は、ただでさせ値幅が狙えないので、1回の大損が命取りになってしまいます。

そのため、レンジ相場における損切りポイントは±2σから外に30pips以内の前回高値(安値)が良いでしょう。

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ボリンジャーバンドを利用してレンジ相場を攻略する4つのポイント

ポイント1.ボリンジャーバンドを利用した逆ばり手法が使えるのはレンジ相場のみ
ポイント2.エントリーは±2σ
ポイント3.利益確定は移動平均線
ポイント4.損切りポイントは±2σから外に30pips以内の前回高値(安値)今日はボリンジャーバンドを利用してFXのレンジ相場を攻略する4つのポイントについて説明しました。ありがとうございました。

ボリンジャーバンドはトレンドが発生している時も揉み合い相場の時も使える奥の深いツールです。

是非使い方を覚えて、投資に役立たせてください。最後までお読み頂きありがとうございました。