仕組預金で資産運用を行う5つの方法「メリットとデメリットを理解する」

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仕組み預金のメリットとそのリスクとは?

ネットバンクが定番化してきた事もあり興味をお持ちになった方も多いのではないかと思います。

しかし、そもそも仕組み預金とは一体どのような内容なのかまだまだ認知度は低いですね。

そこで、その性質やメリット、デメリットについて5つのポイントに絞ってご紹介させて頂きます。

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1.資産運用の中でもリスクの高い方法となる

まずは、仕組み預金とは一体どのような内容になっているのかご紹介させて頂きます。

種類は異なりますが、基本的には名前の通り何かしらの仕組みが施されています。

この仕組みというのは私達にとって有利な内容ではなく、銀行にとって有利な特約なので注意が必要です。

預金という言葉が付いていますので普通預金や定期預金をイメージしてしまいがちなのですが、しっかり調べてから利用するようにしないと危険です。

というのも、この仕組み預金は実はハイリスクな資産運用の一種なのです。

それだけにトラブルも発生しています。もちろん、理解していない利用者が悪いという声も当然ですが、あまり理解していないまま契約してしまうという方が多いのです。

それから調べて中途解約する羽目になってしまった、という実際の体験談も耳に入っています。

通常の預金とは全く異なる性質のものだという事を理解しておくようにしましょう。

2.金利の高さが魅力になっている

では、逆に仕組み預金におけるメリットは何かといいますとやはりその金利の高さです。

定期預金を実際に行っている、または検討中という方であればおわかりになるかと思いますが、圧倒的に金利が高くそれが人気を呼んでいるのです。

しかし、その圧倒的な金利の高さにはもちろん裏があります。

資産運用の基本はリスクとリターンの比例。

リターンが高くなればなるほどリスクも上昇するのですが、その点はこの仕組み預金も同じ事です。

ちなみに、気になるのが元本の問題です。

リスクが高いからといって基本的に元本割れしてしまう事は無く、元本保証の商品となります。

しかし、予め定められた預入期間をクリアしなければいけません。

そこで、大きなお金が必要になった時にすぐに出せる貯金が無いとかなり辛くなってしまいます。

やはり利用する際にはある程度別に蓄えを用意しておく必要がありますね。

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3.原則、資産運用中の中途解約が出来ない

定期預金の場合は、どうしてもという時には中途解約する事が出来ます。

例えば、そういった自体になってしまった時でも中途解約利率が発生しますね。

もちろんタイミングや期間によっては期待出来ないのですが、それでも元本割れをしてしまう可能性というのはかなり低いです。

しかし、仕組み預金の場合は原則として中途解約を行う事が出来ません。

高い金利を提示されている以上仕方ない事ではあるのですが、これが問題なのです。

私達が普段生活している中で出て行くお金というのは大体決まっていますね。

しかし、いつどんな時にトラブルが発生してしまい大きなお金が必要になるかというのは予測出来ません。

例えば、大黒柱が病気で長期入院する事になってしまった場合。

今は保険商品も進化していますが、その組み合わせが悪ければ大打撃になってしまうでしょう。

資産としてはあるはずなのに、手元には原則として引き出す事が出来ない。

これは資産運用としては大きなデメリットです。

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