ボリンジャーバンドの欠点
FX投資をしていく中で、魅力的なテクニカル分析は様々ありますが、もちろん欠点も存在しています。
それは、ボリンジャーバンドも同様ですね。
しかし、欠点を知る事によってそれを埋める他のテクニカル分析との組み合わせを考える事も出来ますし、結果としてリスクの軽減に役立ちます。
そこで、今回はボリンジャーバンドを改めてご紹介し、どのような欠点があるのかご紹介させて頂きます。
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1.ボリンジャーバンドのおさらいをする
では、まず改めてボリンジャーバンドのおさらいをしていきましょう。
面白い名前をしていますが、これは考案者であるジョン・ボリンジャー氏の名前からとっています。
ボリンジャーバンドを覚える前には、まず移動平均線について知る事が大切ですね。
まず、この移動平均線を中心とします。
その上下に2本ずつの線があるのです。
このバンド内に収まる事を、統計学的に見る必要があるのです。
元々、統計学から作られたものという事ですね。
それだけに、信頼度が非常に高いので、初心者の方からベテランの方まで皆さん使っていけるテクニカル指標です。
そこで、統計学と聞くと難しいイメージを感じてしまうかもしれません。
しかし、実際には自分で計算する必要はありません。
各証券会社のツールやアプリにも、簡単にボリンジャーバンドを取り組む事が出来るのです。
そのため、多くの方が活用しているのです。
しかし、そんな優秀なボリンジャーバンドにももちろん欠点は存在しているのです。そこで、今回はその欠点についてご紹介させて頂きます。
2.ボリンジャーバンドは大きな利益を出しにくい
FX投資におけるボリンジャーバンド最大の欠点として、よく言われているのが大きな利益が出しにくいという点です。
細かくエントリーをしていく方が適しています。
しかし、それでは大きな利益が出しにくいのです。
もちろん、ベテランの方であればうまく立ち回り、大きな利益を出していく事も可能です。
しかし、初心者の方にはなかなか辛いかと思います。
そこで、うまく他の手法と組み合わせていく事が大切なのです。
ちなみに、ボリンジャーバンドで現在最も主流となっている組み合わせといえば、MACDです。これは、元々移動平均線から作られています。
いわゆる、オシレーター系の指標です。
ボリンジャーバンドはトレンド系ですので、異なる手法という事ですね。
しかし、これこそが重要です。
同じ系統の手法を用いて、更に強みを強化するというのも一つの手ではあるのですが、実際にはリスクを軽減させ、それぞれの弱みを補っていく方が、良い結果が出るのです。
そこで、ボリンジャーバンドのみを使用しており、あまり大きな利益が出せないという方であれば、まずはMACDと組み合わせる事をおすすめ致します。
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