5.底値圏のローソク足では「逆ヘッド&ショルダー」というパターンになる
底値圏でのローソク足のパターンとして有名なのは、「逆ヘッド&ショルダー」です。
安値をつけた後に上昇して再び下落をし、その後、最初の安値よりも低い位置で安値をつけます。
さらにもう1回上昇して、下落し3度目の安値をつけますが、3度目の安値は2度目の安値より高い位置になります。
この場合、2回上昇したときの点を結んだラインがネックラインになるので、3度目の安値のあとにネックラインを超えていく場合には、その後は上昇傾向にあると見て買いシグナルになります。
天井圏の「ヘッド&ショルダー」を逆にしたような形ですが、底値圏であるためにこれから上昇していくトレンドであると判断する材料になります。
底値圏でのローソク足のチャートパターンでは、上昇傾向を読み取ることが大切になるのです。
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6.もみ合い状態のときのパターンではトレンドの継続か反転を知ることが出来る
ローソク足のチャートパターンには、「もみ合い状態」のときがあります。
これは、一時的にでも上にも行かず、下にも行かない状態が続くことです。
この状態のときには、トレンドが一旦停止していると思ってもいいのですが、いずれ、「上に抜ける」か「下に抜ける」という動きで、もみ合い状態が終わりになります。
それまでのチャートパターンが上昇トレンドだった場合、上に抜けるとトレンドが再開する可能性があり、下に抜けると反転の可能性があります。
下降トレンドの場合には、上に抜けるとトレンドの反転、下に抜けるとトレンドの再開の可能性となります。
トレンドが継続するのか、反転するのかの予測が出来るチャートパターンなので、ローソク足のもみ合いには十分に注目しておきましょう。
7.ローソク足は3つのパターンからトレンドを見極める
ローソク足のパターンは、有名なものをいくつか覚えておくといいでしょう。
天井圏でのパターン、底値圏でのパターン、もみ合い状態のパターンの3つは必ず覚えておくことです。
ローソク足というのは、トレンドの流れを知るためにとても重要な役割をしています。
なので、トレンドの反転を知ったり、売買のシグナルを判断する基準になります。
トレンドの反転も、売買のシグナルも、ローソク足のパターンを知らないとわからないことです。
いくつかのパターンを覚えておくと、それだけでもチャートを見ていく上で重要なポイントを見逃さないことに繋がっていくのです。
ローソク足のパターンをしっかり覚えておくことは、それだけでも十分に勝てる要因を作ることになります。
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ローソク足で見る売買のチャートパターン7選
1.まずはローソク足の基本の形を知る
2.天井圏で出現しやすいローソク足のパターンは「ヘッド&ショルダー」である
3.天井圏では「ダブルトップ」のチャートパターンが出やすくなる
4.ローソク足が天井圏に入ると「ソーサートップ」という形になる
5.底値圏のローソク足では「逆ヘッド&ショルダー」というパターンになる
6.もみ合い状態のときのパターンではトレンドの継続か反転を知ることが出来る
7.ローソク足は3つのパターンからトレンドを見極める
ローソク足
ローソク足のチャートパターンをいくつか紹介しました。
紹介した以外にも、重要なポイントになるパターンはいくつかあるので、覚えておくといいでしょう。
ローソク足のパターンを知ることは、トレンドの流れや売買シグナルを判断する重要な基準になるのです。