4.消費者信頼感指数はファンダメンタルズの指標として大切なものになる
消費者信頼感指数も、ファンダメンタルズの中の重要な意味を持つ指標1つです。
この指数は、読んで字のごとく、消費者が現在の景気への信頼感と将来への期待を表すための指数になっています。
この指数は5000人から統計をとって発表されるもので、実際に国内の経済活動の6割以上を占める消費活動を行っている人たちの声なので、実際の相場に大きく影響するのです。
消費者の声というのは、他のどんな数値よりも現実味があり、その国の経済状況を表しているのです。
この指数は「現在の雇用や経済をどう感じているか」「半年先の雇用や経済、所得に期待ができるか」というアンケートを元に作成されています。
半年後の所得には、自動車の購入などの予定も含まれていて、半年先にどのような消費を行う予定であるかということから、先々の景気への期待度を割り出すのです。
ファンダメンタルズは中長期的なトレードに向いているので、半年先の経済に期待が出来るかどうかがわかることは、とても重要な意味を持っています。
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5.重要な意味のあるファンダメンタルズの指標は景況感指数である
その他の景況感指数も、ファンダメンタルズを分析していくにあたって大きな意味を持つことになります。
そもそも、景況感指数というのは、消費者やアナリストに、現在の景気や将来的な景気についてのアンケートなどを元に、現在の景気がいいのか悪いのか、将来的に期待できるのかということを数値化したものです。
景況感指数が低ければ景気が悪く、高ければ景気がいいということになります。
将来的な数値も予想できるので、中長期トレードには向いている経済指標になっているのです。
ZEW景況感指数はドイツにおいて、数値がプラスなら楽観しているアナリストが多く、マイナスなら景気が後退していると見ているアナリストが多いという指標になります。
IFO景況感指数もドイツでの指標であり、1991年を100として、それ以上に景気がよければ100以上の数値になり、景気が悪ければ100以下の数値になります。
景況感指数というのは、その国の経済を知るファンダメンタルズにおいて、重要な意味を持っているのです。
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ファンダメンタルズで重要な意味を持つ5つの指標
1.ファンダメンタルズではアメリカ雇用統計が重要な指標になる
2.GDP(国内総生産)は重要な意味を持つ指標である
3.小売売上高はファンダメンタルズでも意味のある指標である
4.消費者信頼感指数はファンダメンタルズの指標として大切なものになる
5.重要な意味のあるファンダメンタルズの指標は景況感指数である
ファンダメンタルズ
ファンダメンタルズの指標にはそれぞれに意味があります。
そして、自分が知りたい情報に合わせて色々な指標を見ていく必要があるのです。
毎月発表されているような指標は、ファンダメンタルズを分析する上でも重要な意味があるものばかりなので、チェックしてみてください。