起業をしたいと思ったとき、勢いのままで起業してしまうと失敗してしまうかもしれません。
情熱は大切ですが、冷静さも大切になるのが、自営業です。
起業をしようと思ったとき、冷静に考えてみたい5つのことを紹介します。
スポンサーリンク
1.お金が目的になっていないか
起業をするときには、目的があります。
有名になりたいとか、お金持ちになりたいとか、自分の力で仕事をしたいとか、企業をする目的は人それぞれです。
ですが、お金が目的になっている起業は、失敗してしまう原因になります。
とにかくお金を稼ぎたい、お金のために起業したいというのは、ビジネスの失敗に繋がるのです。
起業をするということは、より多くのお金を稼ぐチャンスでもあります。
でも、お金と言うのは最初に来るものではなく、後からついてくるものです。
お金のための仕事になってしまうと、極論ですが、お金のためなら何でもするようになってしまうのです。
これでは、せっかく起業した意味がありません。
起業をするということは、自分の好きなことで仕事をするということです。
お金のためだけの仕事にならないかどうか、もう一度冷静に考えてみることで見えてくることもあるかもしれません。
スポンサーリンク
2.自分ひとりで抱え込もうとしていないか
起業をすると、自分ひとりで何でもやらなければいけないと思ってしまいます。
自分の名前が代表という立場になっている以上、営業も、商品開発も、経理も、全部自分でやらなければいけない、と思ってしまいがちになるのです。
この「やらなければいけない」という考えは、自分を追い詰めてしまう原因になります。
起業をして、成功している人のほとんどは、自分の出来ることしかやっていません。
では、どうして成功しているのかというと、一人で抱え込まずに、人を頼っているからです。
経理は税理士に頼めばいいし、営業が苦手なら営業が得意な人を雇えばいいのです。
その分お金はかかりますが、お金がかかる分たくさん稼げるようになります。
人を頼ることは悪いことではなく、苦手分野をやらないことだけでも、仕事がはかどるようになります。
起業して代表になったからといって、自分ひとりで抱え込もうとしていることに気付くことは、成功への第一歩です。
3.失敗することを恐れていないか
起業をして最初のうちは、失敗ばかりです。
これは、どんなビジネスも一緒で、起業をしてすぐと言うのは失敗するものなのです。
例えば、支払いの日にお金が足りなかったり、仕事をしたのにお金を払ってもらえなかったり、納期までに仕事を終わらせることが出来なかったり。
起業をするということは、様々なトラブルに見舞われることと同じです。
そのトラブルは、どんなときにどこから沸いて出てくるかも分かりません。
自分のせいでトラブルになってしまうときもあれば、自分が悪くないときもあります。
こういった失敗を恐れているのであれば、起業はしないほうが無難です。
起業をしても成功する人というのは、失敗を恐れないでチャレンジしていける人です。
失敗の先に成功があり、失敗しないままの成功というのは、ありえません。
どれだけ失敗しても、その失敗から学び、次に生かすことが大切なのです。
スポンサーリンク