柳井正のインタビューから読み解く「今の社会に必要な3つのこと」

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ファーストリテイリングの柳井正社長は、過去に色々なインタビューを受けてきています。

その中では、自分自身の考えを述べることが多く、色々な話題に上ることが多いのです。

では、柳井正氏のインタビューから見えてくる、今、必要なものについて考えてみたいと思います。

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1.過去のインタビューで震災後の日本の過度な自粛についての考えを訴えた

柳井正氏は、過去のインタビューで、2011年3月11日に起きた東日本大震災に付いて触れたことがありました。

あの当時、日本は色々な商業施設が自粛を行い、施設の休止や営業時間の短縮、電力を抑えるための活動をしていました。

ですが柳井氏は、そのことについて、そんな自粛を続けていて、日本は復興するのかという疑問を持っていました。

日本の復興のためには、自粛ではなく、経済活動が欠かせないのだと思ったのです。

確かに、被災地のために自粛をすることは大切ですが、そのせいで経済活動が落ち着いてしまったら、日本経済はさらに悪い方に流れてしまい、復興すら出来ない状況になってしまう可能性はあったのです。

柳井氏は、ビジネスマンにできることとして、稼ぐことが大切であると訴えました。

働いてお金を稼ぐことによって、消費活動も活発になり、色々なところにお金が回るようになれば日本の景気も回復して、復興に向かうことが出来ると考えていたのです。

当時、ユニクロはそんな柳井氏の考え方によって、大きな看板の灯りを消さないままでした。

すると、ユニクロの前を通る人から「自粛する気はないのか」と怒られたこともあったそうです。

ですが、ユニクロやファーストリテイリングが節電をしていなかったというわけではなく、看板以外の見えない部分で節電は行われていました。

過度な自粛をすることが、本当に日本経済のためになるのかということをもう一度考えるためにも、柳井正氏の考えを取り入れる必要はあると思います。

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2.今の日本のビジネスマンには商売人気質が必要であるとインタビューで語っている

柳井正氏はインタビューの中で、今の日本人に足りないものは商売人気質であるということもあります。

戦後の日本と今の日本を比べてみると、やはり商売をしているという感覚で仕事をしている人は少ないのです。

日本は資源のない国なので、その分、ものづくりで世界と渡り合ってきました。

特に敗戦後は、それまで活用していた設備などが全てなくなってしまったにも関わらず、日本人特有の商売人気質を利用して、商売をして、外国に物を売っ
て、個々までの成長を遂げてきたのです。

ものづくりには、製造業という側面と、商売という側面があります。

物を作るだけでは利益にはならず、それが売れなければ意味がありません。

ですが今の日本には、製造業をしているという意識だけが残り、商売をしているという意識が足りないと柳井氏は言います。

そんな中で、柳井氏が社長を勤めるファーストリテイリングは、ユニクロの世界進出を進めていきました。

「いい物を作ったらそれを売らなければ意味がない」と言う考え方です。

どんなにいいものであっても、売れてそのものを手にとってもらうことでしかいいものであると言う判断はされません。

だから、製造業と言う側面だけを強調していては、ビジネスにならないのです。

日本は資源が乏しく、ものづくりが世界に誇れる技術となっています。

ですから、そのものづくりに、効果的な商売気質をプラスすることで、日本の経済はもっと良くなっていくのではないかと柳井正氏はインタビューのときにも考えているのです。

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