孫正義氏のTwitterをフォローしている方であればおわかりになるでしょうが、当時プラチナバンドについて何度かつぶやいています。
当時はテレビで取り上げられた事もありますね。
しかし、そもそもプラチナバンドとは何なのか。
SoftBank(ソフトバンク)が勝ち取ったプラチナバンドについてまとめさせて頂きます。
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1.プラチナバンドの特徴を知る
孫正義氏の念願でもあったプラチナバンドの獲得。
このプラチナバンドは、周波数帯域が関係しています。
プラチナという名前は価値が高い事から付いたそうで、それだけ価値の高いものだという事が名前からもよくわかります。
電波というのは、それぞれ性質を持っています。
なかなか遠くまで届かなかったり、障害物の影響を受けてしまったり。
しかし、プラチナバンドは非常に遠くまで電波を飛ばす事が出来ます。
更に、障害物があっても回りこんで電波を伝えてくれるのです。
ユーザー側としては、まず室内でも電波が入りやすくなります。
そして、この回りこむという性質があるため、ビルの陰など從來では電波が入りにくかったところでも電波が入りやすくなるのです。
プラチナ、という名前が付くだけの価値があるというのは素人目から見ても明らか。それだけに期待されていました。
2.孫正義氏以外にもプラチナバンドを狙う会社は多かった
このプラチナバンドを狙っていたのは孫正義氏率いるSoftBank(ソフトバンク)だけではありません。
他にもNTTドコモ、イー・アクセス、KDDIも名乗りをあげており、この4社による激戦が繰り広げられていたのです。
また、当事者である会社の関係者以外にも、事情をよく知るユーザーからの注目も集まっていました。
自分が使用しているキャリアの会社がプラチナバンドを獲得すれば、よりつながりやすくなります。
それによって、非常に注目を集めていました。
当時、プラチナバンドについてはあまり知らない方が多かったのですが、それでも地域によってはつながりやすさやつながりにくさというものは気になる点。
例えば、自分のオフィスの中だといつも不安定だという方も。
そういった問題もあり、一部ユーザーからは非常に注目されていたのです。
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3.孫正義氏とイー・アクセスが拮抗する
孫正義氏率いるSoftBank(ソフトバンク)とイー・アクセス社が、最終的に拮抗する形になりました。
この2社は、1GHz帯以下のプラチナバンドを持っていなかったのです。
その結果、審査ではこの2社が常に争う形になりました。
しかし、最終的には契約数で上回っていたソフトバンクが勝利する形で4社の激突に決着が付いたのです。
ただ単純な契約数ではなく、今現在所有している周波数帯に対する契約数、というところがポイントですね。
ちなみに、元々SoftBankは残念ながら電波に弱いというイメージを持たれていました。
例えば、他のキャリアであれば普通に繋がるような場所でも、ソフトバンクでは繋がる事が出来ない、といった問題もあったのです。
このプラチナバンドを獲得したのは2012年の事です。それからというものSoftBankはつながりやすさをより念頭に置くようになりました。
それだけプラチナバンドの存在が大きかったという事です。
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