賢いお金の使い方というのは、一体どんなものなのでしょうか。
好きなものに好きなだけお金を使うことが、正しく賢い方法でしょうか。
では、賢いお金の使い方をするために、ポイントにしておきたい事を紹介したいと思います。
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1.お金の使い方を知るためには収支を把握することが大切になる
まず、お金の使い方を知る前に、自分の収支を把握することが大切なポイントになります。
お金は「収入」「支出」「浪費」という3つの分け方をすることができます。
収入は、自分が働いて得たお金です。
支出は、固定費など、どうしても支払わなければいけないお金のことや、食費など、生活を維持していく上で必ず必要になるお金のことです。
浪費というのは、いわゆる無駄遣いです。
必要もないのにものを買ったりしたときには、支出ではなく浪費と分類されます。
自分の収入を知っている人はたくさんいますが、支出と浪費の割合を知っている人は少ないのです。
例えば、浪費が多ければ貯金をすることはできませんし、生活が苦しいかもしれません。
まずは自分の収支を把握することから初めて、浪費をしていないかをチェックしましょう。
家計簿などを付けていくと分かりやすいかもしれません。
お金の使い方では、浪費は極力なくす努力をしなければいけないので、自分がどの程度浪費をしているのかを把握することは大切なことなのです。
2.小さな出費を減らすことが正しいお金の使い方である
賢いお金の使い方をしたいと思ったら、小さな支出を減らしていくことは大切なことです。
小さな支出というのは、つもり積もれば大きな支出になってしまうものです。
ですから、毎日の生活の中で小さな支出をどれだけ減らしていくことが出来るかということが、貯金が出来るかどうか、お金を増やすことが出来るかどうかの分かれ道となってしまうのです。
賢いお金の使い方をしている人は、小さな支出を出来るだけ減らしています。
例えば、毎日缶コーヒーを買っている人が、コーヒーを持参するようになったら、缶コーヒー代の節約になるのです。
コンビニに入ったらつい必要ないお菓子まで買ってしまう人が、お菓子を買うことを止めたとしたら、これも支出を減らす工夫になります。
支出を減らせば余る現金が増えるので、相対的に貯金をしたり、他の事にかけられるお金が増えることになります。
この様に、賢いお金の使い方というのは、毎日の生活の中でできるだけ小さな支出を減らし、節約をしていくことに繋がっているのです。
3.見栄のためにお金を使わないようにする
お金持ちの人はお金の使い方がうまいといいますが、お金持ちに共通しているのは見栄のためにお金を使わないことです。
例えば、年収100万円の人が300万円もするような車を買ったとしても、それは単なる見栄っ張りであると見られてしまうでしょう。
でも、年収1000万円の人が300万円の車を買っても、それ相応に見えるのです。
見栄のために何かを買ったり、自分を着飾ったりすることは、浪費に繋がる行為です。
それは、正しいお金の使い方とはいえないでしょう。
お金を使うときには、それが「見栄であるかどうか」に注目してみます。
さっきの例で言うと、本当は中古車で50万円くらいのものでも良かったけど、自慢したかったから300万円の車を買ったのであれば、見栄で買い物をしたということになってしまうのです。
見栄の買い物というのは、自分を苦しめるだけのものになってしまうので、お金の使い方を考えるときには見栄でお金を使わないようにしましょう。
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4.自己投資には制限を付けないでお金を使う
自己投資をすると、将来的に自分の稼ぐ手段が増えるので、自己投資にかけるお金が多いことは賢いお金の使い方ということが出来ます。
お金持ちの人、たくさんお金を稼げている人は、自己投資をしています。
お金を増やすためには自分のスキルを上げることが大切なのであるということを知っているのです。
ですから、自分の能力やスキルを上げるための自己投資にはお金をかけています。
勉強もしないでお金持ちになれる人がいるかというと、そんな人はいないのです。
どんな人でも、お金を稼いでいる人なら自分のスキルを上げることにお金を使っています。
今すぐそのスキルが役に立たなくても、将来的に役立つスキルであれば、継続してお金を稼ぐ手段にすることが出来るようになるのです。
自分の持っているスキルと、お金を稼ぐことというのは、ほとんどイコールで繋がっているのです。
ですから、賢いお金の使い方をしたいと思ったら、浪費をやめて、自己投資にお金を使うようにしましょう。
5.心の持ちようもお金の使い方のひとつである
賢いお金の使い方というのは、心の持ち方次第でもあるのです。
お金がないからだめだとか、そういう気持ちを持っていたのでは、お金持ちになれたときが来たとしても、浪費をしてしまい賢いお金の使い方が出来ない人になってしまいます。
年収が100万円の人でも、浪費をせず、楽しく暮らしている人もたくさんいます。
年収1000万円あっても、浪費をしすぎて破綻してしまう人もいます。
どんな違いがあるかというと、やはり、自分がどんな生き方をしていくか、どんな気持ちを持って生活をしていくかということが大切になるのです。
自分の心の持ちよう次第で、お金があってもなくても、幸せな生活をしていくことはできるのです。
浪費をしないことや、必要なものだけにお金をかけることというのはとても大切なことです。
そして、賢いお金の使い方をしたいと思ったら、自分の収入に見合った生活をして、無理をしないで生きていくことを心がけるようにするといいかもしれません。
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まとめ
1.お金の使い方を知るためには収支を把握することが大切になる
2.小さな出費を減らすことが正しいお金の使い方である
3.見栄のためにお金を使わないようにする
4.自己投資には制限を付けないでお金を使う
5.心の持ちようもお金の使い方のひとつである
編集後記
お金の使い方を知ることが出来れば、貯金をすることも、将来に備えることも出来ます。
自分のために使うのがお金ですから、プラスの利益が生まれるようにしていくことが大切なのです。
そのためには、お金の使い方を知って、賢く正しく使っていくことが大切なのです。