お金の勉強と言うのは、残念ながら学校では教えてくれません。
ですが、社会に出たら嫌でもお金を使って生活していくことになります。
そこで、親が子供に教えるべきお金についての知識や扱い方を紹介したいと思います。
スポンサーリンク
1.貯金の方法を教える
お金の使い方やお金について勉強をしていく中で、一番大切なのは貯金の仕方です。
貯金が出来ないと、将来的にお金がない状況になってしまうこともあるので、しっかり貯金が出来るように、子供のうちから教えておく必要があります。
まず、貯金をするときには、お小遣い帳をつけさせるようにするといいでしょう。
毎月のお小遣いの中で必要なものを買ったり、お年玉などを貰ったときにも、無駄遣いをしないで貯金をするようにさせることが大切なのです。
子供達が大人になって、定年を迎えた後の暮らしを想像してみてください。
年金が支払われるかどうかというのは、今の段階ではまだ分かりません。
つまり、ある程度貯金がないと、年を取ってからお金がない生活を強いられることになるのです。
そんな風に、将来困らないようにするためにも、貯金をする習慣は小さい頃からつけておくべきでしょう。
2.お金がなくなれば困るという感覚を持たせる
世の中に出ると、お金がないと困るという状況になることはたくさんあります。
一人暮らしをしてみれば分かりますが、払い忘れれば電気や水道、ガスが止まったり、携帯が止まったりします。
そんなとき、お金がなかったら払うこともできないので、お金が手元に入るまではその状況が続くということです。
今の時代、何が欠けても不便な世の中ですから、そんな状況になってしまえば、とても不便な生活を強いられることになるのかもしれません。
こんなことにならないように、お金はないと困るということを教えておく必要があるのです。
逆に「お金は悪いものだ」と教えてしまうと、無駄遣いが増えて、必要なものですら支払いが出来なくなってしまうこともあります。
お金はあって困るものではなく、あればあっただけ自由な生活が出来るものです。
お金がないと困ると言う意識を持たせることは、とても大切なことなのです。
スポンサーリンク
3.稼ぎ方をしっかり教える
お金と言うのは自動的にもらえるものではなく、自分の努力で稼いでいくものです。
楽して稼げるという話に惑わされて、結局損をしてしまうのは、きちんとお金の勉強が出来ていない人なのです。
お金の勉強が出来ている人ほど、しっかりと努力をして稼ぐことが身についています。
そもそも、お金というのは、何かをしたことの対価です。
ものを買うときには、その対価としてお金を払います。
サービスを受けたときにはその対価になって、自分がサービスをする側であれば対価としてお金を受け取ることが出来るのです。
お金は稼ぐものという考え方は、もっと詳しく言えば「お金は大変なことをするからもらえるもの」と言う考え方にも繋がります。
お金を楽してもらうのではなく、しっかり稼ぐことを教えていきましょう。
そのためには、小さい頃からお手伝いをしたときなどのお駄賃を作っておくといいかもしれませんね。
スポンサーリンク