よく、専業主婦は医療保険に入る必要がないのではないか、という人がいます。
ですが、専業主婦であっても保険に入っておくことでメリットがたくさんあるのです。
では、専業主婦が医療保険に入るときのポイントについて、解説します。
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1.妻が亡くなった場合に夫が受け取れる公的保証が少ないから医療保険に入るべきである
まず、専業主婦が医療保険に入るべき理由の1つとして、もし妻が亡くなってしまったときに夫が受け取ることが出来る公的な保証が少ないからという理由があります。
夫が先に亡くなってしまった場合、妻は「基礎年金」「厚生年金」を受け取ることが出来ます。
労災認定がされれば「遺族補償年金」もあります。
この3つの公的保証によって、夫が亡くなってからも妻はある程度の生活をしていくことが出来るのです。
では、妻が先に亡くなってしまった場合の夫が受け取れる保証内容はどのようになっているのでしょうか。
夫は専業主婦の妻が亡くなった場合には「遺族基礎年金」しかもらうことができません。
妻が亡くなると、子供がいるなら子供の世話をしたり、仕事をしたりと、大変な時期が続きます。
子供のために仕事を辞めたり変えたりしなければいけない状況になるかもしれないので、公的保証が1つだけというのは、デメリットになるのです。
そこに妻の保険金があれば、夫もしばらくはゆっくり生活をしていくことが出来るでしょう。
専業主婦が医療保険に入るべき理由の1つは、残されたものの生活を考えてのことなのです。
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2.子供のためにも主婦は医療保険に入っておくべきである
子供のためにも、専業主婦であっても医療保険に入っておくべきという理由もあります。
妻が入院をしてしまうと、どうしても夫はそれまでの仕事スタイルを変えなければいけない状況になる場合があります。
例えば、毎日朝早くから夜遅くまで仕事をしていた人でも、子供の面倒を見るために、8時から17時までの仕事に切り替えなければいけなくなったりするのです。
この場合、収入の減り方というのは、とても大きなものになります。
また、妻の入院費としてもある程度のお金がかかってきます。
妻の入院によって夫にかかる負担というのは大きなものになり、その最たるものが金銭面での負担なのです。
そのしわ寄せはどこに行くかというと、やはり子供に向かってしまい、子供が我慢を強いられる生活になってしまいます。
せめて妻の入院費だけでも保証してほしいというのであれば、専業主婦でも妻のために医療保険の加入をしておくべきです。
専業主婦の医療保険は、万が一のことがあったとき、家族の支えになるのです。
3.主婦が若いうちに医療保険に入っておくとメリットがある
専業主婦は、若いうちに医療保険に入っておくことをおすすめしています。
なぜかと言うと、若いうちに入る保険というのは、保険料が安いことがあるからです。
一般的に、保険料が高くなってしまうのは、年齢が上がったことで、病気などのリスクを背負うことが多くなるからなのです。
保険会社としては、保険料というのはあまり支払いたくないものなのです。
なので、病気などのリスクの高い高齢者になると、保険料がぐっと上がってきます。
若いうちというのは、病気のリスクが少ないものと言われています。
ですから、保険料を支払うリスクをあまり背負わずに保険会社も契約ができるので、保険料が安くなるのです。
ですが、若い人でも病気になることもあります。
そういう場合でも、保険に入っておけばとりあえずは安心という人も多いので、若いうちに保険に加入しておくことをおすすめするのです。
専業主婦であっても、保険料が安い時期に医療保険に加入しておけば、その後、保険料が上がることもないので保険代を低く抑えることができるのです。
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