使わなくなったあなたのランドセルを寄付してみては?

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使わなくなってしまったランドセルを寄付することができるということを、知っていますか?

子供たちへの寄付については、これまでにも色々なニュースがありました。

では、子供たちへランドセルを寄付についての話を紹介していきたいと思います。

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1.使用済みランドセルは途上国の子供たちに寄付することができる

発展途上国の子供たちにランドセルを寄付するという試みは2004年から始まりました。

そもそも、ランドセルが寄付できるということを知っている人は少ないのではないでしょうか。

日本では、小学生のうちには必須アイテムですが、小学校を卒業してからは押入れにしまいっぱなしということになってしまいがちです。

小学校を卒業してしまえば使わなくなるランドセルですが、そのまま捨ててしまうというのは勿体無いと感じる人が多いようです。

そこで、ランドセルを発展途上国の子供たちのために寄付することができるのです。

ランドセルを途上国の子供たちに寄付する活動は、2004年に財団法人ジョイセフが始めました。

ジョイセフの「想い出のランドセルギフト」と呼ばれる活動は、毎年春と秋の2回に分けて行われています。

寄付する先は、アフガニスタンが多いといわれています。

途上国と呼ばれる国の子供たちは、学校に通うのにも険しい道を何キロも歩いて通学しています。

そんな苛酷な環境でありながら、満足に鞄も買うことができないので、学用品を紛失してしまうこともあるのです。

ランドセルは丈夫な鞄ですが、途上国の子供たちには高くて手が出せないという現実もあります。

そこで使用済みのランドセルを寄付することによって、子供たちの通学や勉強の手助けをしようという取り組みなのです。

使わなくなったランドセルがあれば、途上国の子供たちに寄付をする活動に参加してみるといいかもしれません。

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2.被災地にランドセルを贈る取り組みもある

2011年におきた東日本大震災の復興支援の取り組みのひとつとして、被災地の子供たちへのランドセル支援の取り組みも行われています。

これは、鞄メーカー協和が窓口となって行っている、被災地の子供たちに向けたランドセルの寄付に関する支援活動です。

「がんばれ!被災地のこどもたち!!みんなでランドセルを贈ろう!」と名づけられた支援は、震災後6年間に渡り、被災してしまったこどもたちへのランドセル支援活動を行うことにしています。

例えば、入学を迎える被災孤児を対象にした新品ランドセルの寄贈、生活保護家庭の新入学児童を対象にした新品ランドセルの寄贈、震災時に在学中だった児童への再生ランドセルの寄贈などを行っています。

これらの支援は、2012年から行われていて、6年間に渡って継続的に行われる支援活動になっています。

新品ランドセルについては10色の中から好きな色のランドセルを選ぶことが出来ます。

鞄メーカー協和では、被災地域の自治体と連携を取りながら、きめ細かい支援を行うことになっています。

また、被災地の児童支援を表明している団体とも協力をすることで、より、被災地の児童に寄り添った活動にしていくそうです。

また、協和のランドセル寄付以外にも、使わなくなったランドセルを被災地の子供たちに寄付するという取り組みも行われています。

小学生の必須アイテムであるランドセルを寄付することは、一番身近な被災地支援の取り組みに繋がるのではないでしょうか。

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