孫正義氏が危惧する?日本のガラパゴス症候群を打ち破る5つの方法

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孫正義氏は日本の制作担当者に対してあなた方が日本経済を再生させるのを、もう待ってはいられないというメッセージを送った事があります。

日本市場というのはガラパゴス症候群だと言われていますね。

そこでガラパゴス症候群とは何なのか、日本がそれを打ち破る為にはどうすれば良いのかご紹介させて頂きます。

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1.ガラパゴス症候群とは何かを知る

孫正義氏が危惧したガラパゴス症候群とは一体どのような事なのでしょうか。

これはビジネス用語の1つで日本で生まれました。良い例が形態電話です。

実は、日本の携帯電話というのは非常に先進的な技術が用いられています。

それは通信の面においても端末の面においてもです。非常に素晴らしい技術ではあるのですが、世界の標準とは全くマッチしていません。

そのため、世界を市場とした時には全く競争力が内状態なのです。

日本が第3世代の携帯電話を主流としていた時、世界ではまだまだ第2世代の携帯電話が主流だったくらいです。

このガラパゴスというのはガラパゴス諸島が由来になっています。赤道直下の孤島です。

そのため、長い間外敵が侵入する事が出来なかったのです。

すると、固有種というのは淘汰される事がありません。平和な世界で独自の進化を遂げる事になったのです。

しかし、その分競争力が足りません。

そのため、一度外来種に入り込まれてしまうと種の存続が危うくなってしまうのです。

このように、ガラパゴス諸島で起きた独自の進化のような危うさがあるという事ですね。

2.日本の技術は常に最先端を走っている 孫正義氏が率いる

SoftBank(ソフトバンク)は日本の企業です。そして、日本の企業といえばやはり最先端の技術で競っていますね。

世界中で携帯電話がただ電話をするためだけの物だった頃、メールの送受信はもちろん、インターネットの接続など非常に多くのサービスやシステムを取り入れていました。

内蔵カメラの画素で携帯を選んだ時代というのもありましたね。

音楽も聴けて、お財布としても使えるだけではなく、通販など非常に便利なアイテムなのです。

しかし、全ての人がそのサービスを使っているのでしょうか。

中にはその用途が限られてしまい、結局は淘汰されていったものもあります。

日本人というのは古来から初物好き。これは初鰹の逸話からもよくわかります。

しかし、それでは世界市場でビジネスを行うには早過ぎる問題もあるのです。

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3.定説に挑戦している

孫正義氏は常に定説に挑戦しているといえるでしょう。

それはスプリント・ネクステルの買収からも明らかです。アメリカで第3位の携帯電話会社を買収。

これが過去にあった失敗のように間違いで終わってしまうのか、それともSoftBank(ソフトバンク)の躍進の鍵となるのかはまだわかりません。

しかし、この行動からもガラパゴス症候群における孫氏の気持ちというのが伝わってきますね。

日本の携帯電話というのは、そこでしか生き残る事が出来ません。

島の外に出た時に生き残れるかと考えると、あまり良い結果というのは出ません。

非常に高度な進化を遂げてはきたものの、それでは世界に対抗する事が出来ないのです。

しかし、このスプリント・ネクステル社の買収が日本にとっても新たな風になるかもしれません。

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