孫正義氏が手がける自然エネルギー財団。
最近ではあまり話題になる事も少なくなっていますね。
そもそも、どのような活動をする予定なのか、内容についてまでは知らない方も多いかと思います。
そこで5つのポイントからご紹介させて頂きます。
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1.科学者100人を呼び集める
まず、孫正義氏は世界の中でもトップクラスの技術力を持つ科学者を100人呼び集めると宣言していました。
そもそも、専門的な科学者を100人集めるだけでも困難しますよね。
しかし、世界の中でもトップクラスの人間を100人集めると発言されているのです。
これは、孫正義氏だからこそ出来ることだと言えるでしょう。
実際に個人の方がこのような試みをしようとして、同じだけの資金力があったとしても同じ人数を集めるのは難しいのではないでしょうか。
呼び集めるといっても、皆さん今の生活があります。
それを捨てて新しい事にチャレンジ出来る場所なのか。そう考えた時に、やはり知名度というのは大切でしょう。
SoftBank(ソフトバンク)の創業者でもあり、日本トップクラスの資産を保有している孫正義氏が提言するからこそこれだけの人材を集められるのかもしれませんね。
2.名だたるメンバーが参加している
孫正義氏の自然エネルギー財団には、まさに名だたるメンバーが参加しています。
この財団の理事長を務めているのがトーマス・コーベリエル氏。
彼はスウェーデンのエネルギー庁元長官であり、チャルマース工科大学の産業エネルギー政策教授も務めています。
副理事を務めているのは末吉竹二郎氏。
彼は国連環境計画・金融イニシアティブ特別顧問としても有名ですが、以前には三菱銀行や日興アセットマネジメントで働いていた経歴の持ち主です。
常務理事の大野輝之氏は1998年より環境保全局および環境局にいた方で、2010年からは3年間環境局長を務めています。
事業局長を務めているのは原子力資料情報室、環境エネルギー政策研究所、駐日英国大使館、国際再生可能エネルギー機関で勤務されていたという大林ミカさん。
これだけの人材を揃えられるというのはやはり孫正義氏ならではですね。
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3.少なくとも10億円を運営のために出す
孫正義氏は、この財団のために少なくとも10億円を個人資産の中から出すそうです。少なくとも、と発言されているので倍増する可能性もあるという事ですね。
ちなみに、この構想が発表された当時というのは、その資金についての疑問というのもありました。
それによって、実際に孫氏のツイッターにリプライを送った方も少なくはありません。
当時は東日本大震災の直後。原発への不安も募っていた時期でした。
そんな時期の表明という事で批判もあったのですが、やはり自己資金を投入するという言葉は説得力がありましたね。
孫氏は東日本大震災でも多額の募金を行っています。それだけにただの商法の1つではなく、本当に環境を考えた行動であると評価されたという経緯もあります。
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