2020年東京オリンピックの前に知ろう!近代オリンピックの5つの起源

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4.第4回大会では参加する事に意義があるという言葉が誕生した

2020年東京オリンピック・パラリンピックではやはり日本人選手の活躍が楽しみです。

しかし、常人では考えられない程の激しいトレーニングを乗り越えて競技に参加する事になります。

そのため、何より参加した事に大して敬意を表したいもの。

オリンピックにおいては、勝利する事よりも参加する事に意義があると言われています。

その言葉が誕生したのは第4回となるロンドンオリンピックでした。

この時アメリカとイギリスは複数のトラブルの発生により、非常に空気が悪くなっていました。

それは選手たちだけではなく、両国民も同じでした。
しかしこの事態を見たペンシルバニアのエチェルバート・タルボット主教が勝利よりも参加する事こそが大切なのだとミサで説いたのです。

それが全てのきっかけになりました。

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5.東京オリンピックの前に日本が初めて参加したオリンピックを知る

2020年東京オリンピック・パラリンピックでは日本が開催国になりました。

では、そんな日本が初めてオリンピックに参加したのはいつの大会なのでしょうか。

それは第5回大会となるスウェーデンで開催されたストックホルムオリンピックでした。

政治的な問題も多かったこの時代、オリンピックにおけるスポーツの領域と政治的な領域は異なるのだと明確に示した大会でもあったのです。

この大会にはアジアからも初めての参加となりました。

三島弥彦と金栗四三という二人の選手が参加したのです。

今や日本がメダルを取得する事も増えてきた時代ですが、当時の結果は悲惨な内容だったそうです。

それだけ当時の日本は世界の壁を実感したのではないでしょうか。

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2020年東京オリンピックの前に知ろう!近代オリンピックの5つの起源

1.東京オリンピックの前に第1回大会について知る
2.第2回大会は万国博覧会の付属国際競技大会として開催された
3.東京オリンピックについて第3回大会から学ぶ
4.第4回大会では参加する事に意義があるという言葉が誕生した
5.東京オリンピックの前に日本が初めて参加したオリンピックを知る

2020年東京オリンピック

古代オリンピックから受け継がれた伝統は今も近代オリンピックに活かされています。

先人達が作り上げてきた時代の流れを2020年東京オリンピック・パラリンピックで日本も再度引き継ぎましょう。

忘れてはいけないのが、1964年の東京オリンピック。