2020年東京オリンピック・パラリンピックがもたらすのは経済効果だけではありません。
日本にとってはせっかくの大きなチャンスなのですから、これを経済成長に生かしていきたいところです。
では、どのようにすれば経済成長が見込めるようになるのでしょうか?
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1.東京オリンピックをきっかけに国民の意識を変える
2020年東京オリンピック・パラリンピックでは、たくさんの外国客が日本に訪れる事になります。
そこで必要になるのは私達日本人一人一人による意識の改革です。
中にはオリンピックだけではなく、日本のさまざまな場所へ観光に行くという旅行客もいらっしゃるでしょう。
そこで、相手の立場に立って考えてみる事が大切です。
例えば、自分が外国で旅行をしている時にジロジロと見られるというのはあまり気分の良いものではありません。
それに、誰かに道を尋ねた時にぶっきらぼうに答えられるとその国の印象というのも一気に下がってしまいます。
東京オリンピックをきっかけにもっと外国人旅行客に来てもらうためには、今回だけではなく次に繋げていく必要があるのです。
そこには、私達一般国民もおもてなしの心を持って対応する事が大切なのです。それが、また次のご縁を呼ぶ事になりますね。
2.原発の輸出に期待する
2020年東京オリンピック・パラリンピック招致の際には、原発の問題についても注目されました。
しかし、IOCのメンバーは安部首相の力のこもったスピーチを高く評価しました。
海外のマスメディアでも原発には大きな注目が集まっていましたが、それだけに今もこのスピーチはさまざまな場所で評価されています。
そんな中、原発という大きな問題を抱えているにも関わらず日本はオリンピックの招致を決める事が出来ました。
そして、それに伴いしっかり後処理を行う事によって評価が高まる動きがあるのです。
ここでトラブルが無く東京オリンピック・パラリンピックを終える事が出来れば、日本は大きな問題をしっかり処理出来たという前例を手にし、原発輸出が高まるのではないかという動きがあります。
実際に現在は原油価格も高騰を続けていますし、世界的に注目されているのは間違いありません。
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3.東京オリンピックで日本の信用を高める
2020年東京オリンピック・パラリンピックが決まった要因として、日本の信用の高さというのもあります。
日本は既に夏季オリンピックを一回、冬季オリンピックを二回成功させています。これもまた信頼されている証拠となります。
更に、招致スピーチでもこの部分が強調されました。「時間通りに電車が出発する」というものですが、何か大きなトラブルが無い限り日本では当たり前の事ですね。
しかし、世界を見渡してみればこの当たり前の事が出来ている国の方が珍しいのです。
「計画通りに建物を作る事が出来る」これもまた日本では当たり前の事ですが、海外では行き当たりばったりな建築になっている事も多いです。
例えば、実際に施工段階になってから全く設計図が使い物にならない、といった事例も多いですね。
当たり前の事ではあるものの、これが当たり前といえるのは非常に幸せな事です。
そして、スピーチで話した内容を実現させる事で日本への信頼はもっと高まり、それが経済成長に繋がるでしょう。
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