2020年東京オリンピック・パラリンピック開催によって得られる経済効果。
それは莫大なものではあるものの、実際にはどのような事でこの効果が得られるのでしょうか。
そこで、今回は5つの具体例をご紹介させて頂きます。
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1.東京オリンピック関連施設の建設によって経済効果が生まれる
2020年東京オリンピック・パラリンピックでは既存施設も有効活用するという話になっています。
しかし、もちろん新しく建設される施設も存在しています。競技会場だけではなく、選手村もありますね。
これだけでも大きな経済効果を生んでいるのですが、もちろん周辺道路や鉄道といったインフラ関係の整備も重要です。
これらの施設はオリンピック開催後には企業への売却が決定されています。
そこで、東京オリンピック・パラリンピック開催後もある程度はその効果も持続すると考えられているのです。
もちろん、企業側も理由も無いのに施設を買い取るわけではありません。何かに有効活用される事になります。そういった事も考えれば、大会だけではなくその後も一定の経済効果が生まれるのです。
2.東京オリンピック大会運営費による経済効果が生まれる
2020年東京オリンピック・パラリンピック開催による経済効果ではもちろん大会運営費も関わってきます。
競技の運営はもちろんの事ですが、近年ではオリンピックで開閉会式の内容が話題になる事も多く、それだけの費用が発生するでしょう。
更に、輸送費はもちろんセキュリティなど防犯においても費用がかかります。
ここで改めて理解しておきたいのは、費用がかかるという事はそれだけの経済効果が発生しているという事です。
オリンピックを始め、スポーツの大きな大会では「費用がかかるからもったいない」と反対する声もあるのですが、実際には経済効果を生み出しているという事を忘れてはいけません。
例えば、かかる費用全てが外国企業へ流れるという事であればもったいないという考えもありますが、国内でお金がしっかり回るという事ですね。そこで、大きな経済効果を生み出す事が期待出来るのです。
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3.大会関係者や観戦客の支出も経済効果を生み出す
2020年東京オリンピック・パラリンピックではどれだけ多くの観戦客が訪れるのでしょうか。
実際に付近の宿泊施設では現在急ピッチで準備が進められています。
まだまだ先の未来と思いきや、既に周辺というのはもう動き出しているのですね。
そこで、観戦客の方はもちろん大会関係者や東京オリンピックのボランティアの方が生み出す経済効果について考えてみましょう。
移動にかかる交通費、宿泊費、もちろん飲食費もかかります。
そして、わざわざ外国から来てくださった方がオリンピック観戦だけで帰るという事は考えにくく、お土産や記念になるようなアイテムを1つだったとしても購入する事が予想されます。
そう考えると、非常に大きな経済効果が生まれます。
例えば、一泊2万円のホテルに3日宿泊したとして、6万円だけで終わるわけではありません。
そう考えると大きいですし、努力によって更に上げる事の出来る経済効果ではないでしょうか。
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