子どものころ、ママとパパがお小遣いをケチってお金がもらえなかったと言う経験は、誰にでもあるでしょう。
でも、どうしてお小遣いをもらえなかったのか、考えてみたことはありますか?
今回はママとパパがお小遣いをケチった本当の理由を、考えてみたいと思います。
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1.お金の大切さを学んで欲しいから
ママとパパがお小遣いをケチってお金がもらえなかった理由は、お金の大切さを学んで欲しいからです。
何も、お金がないからお小遣いをケチっていたわけではないのです。
お金と言うのはとても大切なものです。
それを子どものころから知っていて欲しいという両親ほど、お小遣いを簡単には渡してくれません。
例えば、1ヶ月500円のお小遣いを貰っていたとします。
でも、自分が欲しいものは600円だったら、あと100円足りません。
両親に話して100円を貰う事は簡単ですが、これではお金の大切さは学べないでしょう。
そこでお手伝いをしたお駄賃に、という理由をつけて100円を渡す両親もいるのです。
これは、働いた対価としてのお金なので、お金の大切さを学ぶいい機会になります。
ママとパパがお小遣いをケチるのは、お金の大切さを知っていて欲しいからなのです。
2.甘やかしすぎたくないから
ママとパパがお小遣いくれない大きな理由は、甘やかしすぎたくないからです。
簡単にお小遣いをあげてしまうと、子どもは甘えてきてしまいます。
そのため、お小遣いの額はどんどん大きくなっていってしまうでしょう。
甘やかされた子どもはワガママに育ってしまい、両親の手にも負えなくなってしまうときもあります。
そうならないためには、簡単にお小遣いを渡さないことなのです。
お小遣いを渡さないというのは、お金がないからケチっているわけではなく、躾の一環なのです。
甘えれば、どんどん甘えることになります。
でも、時には我慢する事も必要になってきます。
我慢を覚える事は、この先生きていくうえでもとても大切になることなので、じっくり教える必要があるのです。
お小遣いをケチる理由は、甘やかしすぎてしまえば、子ども自身のためにならないと両親は知っているからなのです。
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3.物を大切にして欲しいから
両親ががお小遣いをあげることを渋ってお金がもらえない理由は、物を大切にして欲しいからです。
壊れたらすぐに買い与えていれば、お金の大切さはおろか、物の大切さを知ることはありません。
「また買ってもらえばいいや」と子どもは思ってしまい、ものを大切に使う事は無くなるでしょう。
でも、そうなってしまえば、自分のものだけではなく、人のものや公共のものを壊す事にも繋がっていきます。
そうなってしまわないために、両親は安易にお小遣いをあげたり、物を買ってくれないのです。
「ものを大切にしましょう」と口で教えるのは簡単です。
でも、実際に大切なものを乱暴に使って壊してしまったとき、新しいものが手に入らなければ、身をもって学ぶ事ができます。
そして、ものを大切にするという気持ちが生まれるでしょう。
ママやパパがお小遣いをケチる理由は、ものを大切にする気持ちを持って欲しいからなのです。
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