孫正義氏は実業家の中でも、情熱的で非常にアグレッシブな方だと知られています。
有限実行が常で非常に行動力のある人ですよね。
そんな孫氏は、人生最大の危機が訪れた時にどのように行動をするのでしょうか。
非常に注目されている人物だからこそその行動の内容に注目が集まります。
しかし、私達も同じように乗り越える事が出来るかもしれませんよね。
スポンサーリンク
1.孫正義氏は後継者の育成に力を入れている
孫正義氏はSoftBank(ソフトバンク)の社員に対して「ソフトバンクを5000社に増やす。
自己増殖、自己進化するんだ」と言っているそうです。
そして、後継者選びの重要性についても語っています。
その結果、ソフトバンクアカデミアも設立されました。
このソフトバンクアカデミアですが、いわゆる後継者育成のためのスクールです。
SoftBankにおける最大の危機というのは、常に目の前にあるそうです。
よくある話ですが、後継者選びに失敗して潰れてしまう会社というのは少なくはありません。
面白い話で、非常に優秀な人間を後継者に指導したにも関わらず、彼が継いでからというものすぐに会社は傾いてしまったそうです。
以前の経営者に比べて手腕は優秀だと言われていたのに何故でしょうか。
そこには数字からは学べない事があるからなのです。
2.バトンタッチが最大の危機になると予想していた
孫正義氏がSoftBank(ソフトバンク)の成功を確信していたというのはよく聞く話ではないでしょうか。
孫氏は、アルバイト社員が二人しかいないような状況でも大成功する事を確信していたのです。
その詳しい内容ですが、社員であれば1万人や10万人規模であればいけると思っていたそうです。
孫氏が起業の決意をしたのは19歳の時です。
その時にはすでに1兆2兆という数字が頭にあったのだとか。
しかし、同時に最大の危機となる瞬間も確信していたのです。
それこそが後継者へのバトンタッチの瞬間です。
これがうまくいかなければ、組織は失速してしまうのです。
その結果、孫氏はソフトバンクアカデミアを設立しました。
今、SoftBankは後継者の育成に躍起になっているのです。
優れた経営者が感じる最大の危機。以外にも、それは自分が前線を退いた後の話だったのです。
スポンサーリンク
3.孫正義氏は失敗の規模を縮小する事を望んでいる
孫正義氏率いるSoftBank(ソフトバンク)は、常に順調な経営を続けてきたというわけではありません。
孫氏は優れた手腕を持つ実業家ですが、今までに失敗もしてきたのです。
そのため、社員から失敗の報告を聞いた時というのは、自分もしてきた事だからこそ怒ったとしても仕方ないという感情が頭の中に浮かぶそうです。
しかし、SoftBankは大企業になりました。それだけに、失敗して失ってしまうものも増えているのです。
以前は100万円程度の損失だったとしても、会社の規模が大きくなれば1億、10億、今のソフトバンクであれば1000億レベルになる事も少なくは無いのです。
こうした危機を迎えた時に早く脱出する方法を、そして何よりこうした失敗をした時の損を少なくする事を後継者候補達に対して望んでいるそうです。
スポンサーリンク