債務整理で過払い金を取り戻すための7つのステップ「払いすぎたお金を取り戻す」

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債務整理とは借金を減らす為の手段ですが、既に完済した借金に対する過払い金の請求をすることもできます。

過払い金が発生している確立が高いと言われるのは、取引が5年〜7年に渡っている人です。

既に完済している借金についても、完済して10年以内であれば過払い金請求をすることで、払いすぎた借金を取り戻すことが出来ます。

債務整理で過払い金を取り戻す為に必要な7つのステップを紹介します。債務整理で発生する過払い金とは…

  • 過払い金とは、法定利息を過ぎて貸金業者に支払っていた利息のことである
  • 返済中の借金であっても、過払い金が発生していれば借金を減らすことが出来る
  • 完済後の借金であれば、10年以内であれば過払い金請求ができる
  • 債務整理による過払い金を請求したからといって、ブラックリストに載ることはない

債務整理による過払い金請求は、今の借金を減らしたり、払いすぎた借金を取り戻す為の方法です。

自分ですることも可能ですが、安心して確実に過払い金を取り戻したいなら、弁護士や司法書士に依頼しましょう。

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1.まず弁護士や司法書士に相談する

債務整理で過払い金を取り戻すためには、まず弁護士や司法書士に相談しましょう。

過払い金の額が140万円以下であれば、費用の安い司法書士が返還手続きを行ってくれます。

それ以上になる場合には、弁護士に依頼しましょう。

過払い金の返還請求は、自分ですることもできます。

ですがその場合、貸金業者から「訴訟を起こしてくれ」と言われることが多いのです。

弁護士や司法書士を通じて過払い金の返還請求をすれば、訴訟を起こすことなく過払い金を返還してもらうことが出来る可能性が出てくるのです。

2.過払い金の返還手続きを受任したことを通知する

弁護士や司法書士に債務整理による過払い金の返還手続きを依頼したこと、そしてその依頼が受任されたことを貸金業者に通知します。

この通知によって、残債が残っている場合には返済や取立てがストップします。

返済や取立てを止めたい場合には、必ず弁護士や司法書士に依頼しましょう。

自分で行う過払い金請求では、返済や取立てを止めることはできません。

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3.債務整理による過払い金の引き直し計算をする

債務整理による過払い金の額がどれくらいになるのか、引き直し計算をします。

受任通知を出すとともに、取引履歴を開示してもらうことで、法定利息に引き直し計算をすることができます。

引き直し計算をしたときに、はっきりした過払い金の額が分かります。

取引履歴を開示してもらうまでの時間は、貸金業者によって異なり、1〜3ヶ月程度かかる場合もあります。

4.貸金業者への過払い金返還請求をする

貸金業者へ「債務整理による過払い金の返還請求」を弁護士や司法書士を通じて送付します。

この返還請求を送付することによって、過払い金返還請求が成立します。

自分で行う場合には、自分でこういった書類を書いたりしなければなりませんが、弁護士や司法書士に依頼しておけば一任することができます。

こういった書類を書くのは大変なので、依頼をしてしまった方がいいかもしれません。

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